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Posted by ミリタリーブログ at

2016年04月16日

リグ盛り



いつぞやのLHT2ピースリグにポーチをモリモリ回


特に想定している部隊やシチュエーションがあるわけでなく個人調達な風味に整えました。

陸KSKでは2ピースタイプの支給があるようですが古めのポーチを探すのが大変なので、
戦闘兵科の隊員が部隊予算や自費でこういう形に組んでるんじゃないかなという体です。




比較的重めの構成なので左右バランスに配慮しましたがやっぱりメディックポーチだけ異様にデカい。




右身頃にはダブルマグポ(×2)とユーティリティ、DM35ポーチを植え付け。

ユーティリティはKSKベストのそれと同様NVGやボトルの収納に。
DM35ポーチには代打のDM51を。取り出しにくい位置です……





左身頃には同じくダブルマグポ(×2)とメディックポーチを植林。

いつものように中身は適当。







なんとなくFSLK200がこんなレイアウトのリグを使っているようなイメージがあったんですが、
使用例としてはGen1タイプやTac-Taiになるんですよね。新しめのポーチがメインとなると、
同ブランドのライトタイプリグ(14年のILÜあたりから見られます)が適当になるかと思います。

特殊部隊や空挺ではGen5プレキャリの支給と同時にライトタイプリグが供給されているので、
今後はこれらスタンダード路線のリグを見る機会が少なくなっていくものと考えられますが、
SKアーマーなんかと併用するシチュならはこれくらい大振りなほうがしっくりくるでしょう。






2ピースリグではないんですがインスピレーションを受けたのがこれ。
JAWTEX 2014からFschJgBtl313か373(どちらかは不明)の隊員。

チェストパネルが完全にペン挿しと化してますがこれ……



う~ん記事書いてたらなんだかライトタイプも欲しくなってきたぞ。



Tschüs!!

  

Posted by Nekotin at 20:45Comments(0)LHTナイロン

2016年03月16日

Blendgranaten-Tasche





Lindnerhof Taktik : 40mm/Flashbang Tasche, 4er


その名の通りAG40弾薬や40mm径フラバン用のポーチです。

現行のモデルとは大分形が異なっていますが、ちょっと古めのダイレクトアクション想定装備には外せない一品。





BWで使用実績のある(と思われる)フラバンと言えばショートタイプのMk13や、
DM109(1bang)、DM119(2bang)、DM129(9bang)が挙げられますが、
日本で入手しやすい品であるMk13を調達してポーチに収納してみます……

フラップをオミットしてもかなりきつめ(フラップが無いのであれば妥当かもしれませんが)。

ほか、外殻を取り外したDM51なんかも入れてるみたいです。






問題なのはタグの方なんですよね。ASD付とかではないんですがコレ……
LHTタグをめくるとカリンシアタグが(まためくるとモデル番号:LT016)。

カリンシアといえば防寒衣類や寝袋で有名なオーストリアのブランドなんですが、
ドイツにおいてもBWにいくつか製品が納められていたりでなじみがあるかと。

このタグついては全く不明なんですが代理店契約の関係かもしれませんね。
カリンシアのドイツにおける代理店がLHTなんでその逆もまた…ということで、
オーストリアの軍・司法関係に納入されたものではないかと考えています。

(実際オーストリアもののLHTナイロンにくっ付いてやってきたそうな)

LHTタグに別ブランドの名前が記載される例もあるのですが、
この辺りの謎もまたおいおい考察邪推していきたいですね。







プレキャリをLHTで固める際にこれがあると雰囲気が抜群に良くなります。

背中かベルトに付いてることが多いのですが、
他人に使わせるか自分で使うかの違いでしょう。





背面はチーム内での役割を演出するのに最適なスペースです。
エントリーの2番手が1番手の背中からフラバンを抜き出し、
1番手ごしに室内に投げ入れるということですね。






Tschüs!!
  

Posted by Nekotin at 22:07Comments(0)LHTナイロン

2016年03月02日

煙幕ポリ袋(大)



ずっと欲しいと思っていたんですがなかなか入手できなかったポーチ。



Lindnerhof TaktikのDM25ポーチです。

新旧揃えてみました。古い方(右)が手に入りづらかったんですよね。


DM25についてはDM35ポーチの記事で触れたとおり、
Nebelwurfkörperと呼称されるスモークグレネードの1つ。






この手のポーチの特徴であるレバーをおさえる側面のテープもこの通り。
(ちなみにDM51用ポーチだと内側に貼ってあります)

DM25の寸法に応じてDM35ポーチより大きなつくりでマリスクリップも2本使用。








特殊部隊の広報画像から古い方のポーチ。

DM35ポーチとの判定が難しいんですよね。
これは縫い目やボタンの位置を決め手に。






ポーチの画像ではないのですがDM25の運用の様子を。
G36Kを構えているひとが上の画像の人です。








FschJgBtl263のFschSpezZgから左端の人のカマバンに新しい方のポーチ。
2つ並べてますが明らかにDM25以外の物が入ってます……




敵との接触を絶つ時やピックアップの際にはよく使いそうなので、
DM25/35共に大体どんな作戦にも持っていくんじゃないだろうか。

と思って画像漁ってみたんですがさほどぽこじゃか出てくるものでもなく……

特殊部隊だとDM35の旧型はよく見るんです。
他DM35をカマバンに輪ゴムで括るとかも。





LHTポーチも割と揃ってきたので次のフェイズは中身かな。


Tschüs!!


  

Posted by Nekotin at 21:10Comments(0)LHTナイロン

2016年02月27日

虎や馬の話





今回はLindnerhof Taktikのメディックポーチを4点ピックアップします。


では早速左上から……





一発目からメディックポーチじゃねぇ、と思った方……


左様でございます







ただ背面にはAbreissplatte(ドロップパネル)Gen.2が付加されています。
この状態で放出されてきたので貴重な存在ですね。

(止血帯もそのままにしてあります)





ベルクロとドットボタンにより(緊急時に支障が出ないよう)ポーチを引きはがすことができます。
ポーチの自重で脱落せぬようGen.2モデルにはワイヤーも追加されています。







続いてはBFGが原型と思しきTraumasatztasche(トラウマキットポーチ)。






マリスクリップによりMOLLEに接続されるのですが……






フラップを開いて中身を脱皮させることができます。
Abreissplatte無しにキットをリムーブできるわけですね。







中身は2つ折りにされていて広げるとこのように。
エラスティックバンドによってキットを保持します。







Traumasatztascheより古典的なつくりのMedictasche RV
タクティカルテイラーが元ネタみたいですね。

左が08年検品の旧マテリアル版、右が15年の新マテリアル版です。







世代は同じGen.2なんですがコマ数が異なります。
横幅はほぼ変わらないんですがピッチがね……







新しい方(上)が若干縦長ですが、底部の奥行きは古い方(下)が大きい。






内部構造にはほとんど違いはありません。
2つあるメッシュのポケットにキットを収納します。






MedictascheとTraumasatztascheのタグを比較。
(結局どちらも“Medictasche”なんですが……)

“pers”とあるのはおそらく“persönlich”か何かの略だと思われます。
「個人用」という意味ですね。
大柄なポーチなんですがあくまでIFAK等の個人向けキットが前提となっています。






~~使用の様子~~

LHTなだけあって特殊部隊や空挺の強めな部隊に集中するのですが、
特殊な事情を持つ製品ではないので使用例は広範囲に分布してます。

ユーティリティポーチの流用については確認しづらいので置いておくとして……





12年の陸軍特殊部隊。マルチカムのTraumasatztascheはこの頃から彼らによって使われ始めました。
中にはBlue Force Gearのトラウマキットポーチも混ざっていたり2個イチになっていたり……






10~11年頃?の特殊部隊。このポーチではAbreissplatteの併用を多く見かけます。

しかし取り付け位置をチームで統一したりするもんじゃないんでしょうか、せめて左右は……


まぁメディックポーチの位置はいろいろです。




Tschüs!!

  

Posted by Nekotin at 19:47Comments(0)LHTナイロン

2016年02月18日

Chest-Rig 2teilig



ドイツ語で「チェストリグ」に相当する言葉ってあるんでしょうかね。

プレキャリは“Plattenträger”、アーマーベストだと“Schutzweste”なんで外来語そのままってのはちょっと珍しい気がする。





Lindnerhof Taktik

Chest-Rig 2teilig


……………………………………………………………………


プレキャリの進捗が思いのほか良いのでチェストリグにも挑戦。

LHTの2ピースモジュラーチェストリグです。これはGen.IIモデル。
元ネタはTac-Taiの2ピースMAVですね。





MOLLEは片側3行9列と拡張性の高いサイズ。
マグポやユーテリティをKSKベストに近い形で配置することが出来ます。

さらにMOLLEパネルは袋状になっておりマグや無線機の収納が可能です。








2ピースということで着脱はベスト感覚で大分楽なのですが、
それでも付属のハーネスが煩わしいのでXハーネスに換装。

タグが表に配される製品と言うのも珍しい……。MAVの影響でしょうか。








やっぱり付属のハーネスは評判が良くないのかこの形で見かけることが多いです。
ここまでやると使い勝手がほぼモジュラーベストなんで便利かと。








さらなる追加要素としてBIBパネル。
1ピースタイプとの相性がいいんですが2ピースにも対応します。

こちらも袋状なのでアドミン的なポケットとしても。








3行8列なのでかなり拡張されます。横コマ数はプレキャリよりデカい。
ホルスターを取り付る際や、小さ目のポーチを追加する際に良いかと。






~~使用の様子~~

1ピースタイプと合わせて様々なとこで見られます。
最近だとマグポ縫い付けのライトタイプも見かけますね。




G3との併用例。着脱が容易なチェストリグはDMR射手や狙撃手からの評価が高いのかも。
両サイドにダブルマグパネルとスッキリ目のセッティングがそれらしさを醸してます。





空軍保安部隊から。こちらもマグポはオープントップなのですが珍しいBE-X製。
IdZアーマーやSKアーマーに高い拡張性を付与できるのは大きな利点です。

ちなみにこの人はキットリストが出回ってるので参考にどうぞ。



偵察系の軽めの装備だとアーマー無しでそのままとか、変わったところだとLHTプレキャリと重ね着していたりと
いろいろなシチュエーションに対応できる装備なんで私の周りでもユーザーが増えてほしい。

1ピース、2ピースともにお勧めです。Xハーネスもね。





ポーチの準備はできているので気が向いたら盛ります。

その前にブログの方ではメディックポーチをまとめるかも。



Tschüs!!

  

Posted by Nekotin at 20:03Comments(0)LHTナイロン