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Posted by ミリタリーブログ at

2018年01月31日

HK1




立て続けに同系のネタでコンボ決めたくなるときがある。

P8の新しい住処に "Fobus Holster HK 1"







$20くらいで買えるリーズナブルなホルスターです。
USPをそのまま模ったような形状と鋲が特徴。

ちなみにイスラエル製だそうで。







古い動画を見返すといろいろ見つけちゃうんですよね。
LHTの45°アダプターも大概ですが……

ロックの無いホルスターの使用例ってのも珍しい。
08年頃からいろいろと試していたんじゃないかと。







タナカのP8が納まってくれさえすれば満足。

先端がちょっとはみ出すのはご愛嬌というべきか。
USPコンパクトにも対応してるのでそっちに合わせたんでしょう。







モナカ構造でトリガーガードをガッチリ♂ホールドします。

カポン(差し)パコーン(抜き)といった具合で力加減も丁度良い感じ。







パドルの裏面はこんな感じ。赤い部分はゴム引き。






この状態で完結してるので組み換えは不可。
まぁこの手のホルスターにごちゃごちゃオプション付けるのもね……

角度変更が可能なモデルもあり。







生のままでもカッコいいんですが元ネタ通り適当に塗る。
ブラウンはいらなかったかな……

後は穴をあけてベルトに括り付けるだけなんですがここで急激に意欲が低下






Tschüs!!
  

Posted by Nekotin at 21:16Comments(0)ブンデス兵器ホルスター

2018年01月27日

シュネルツィィィィィィィィ





Heim製の民生版 Schnellziehholster

すでに持ってる官給モデルは実用が心配になるほどボロボロなので、
イベントなんかで気軽に使えそうな代替品を探していたんですよね。

HeimにBWへの納入実績があるのか分かりませんので、
民生版というよりレプリカといっても良いかと思いますが、
Mil-tecのようなエアソフトブランド品とは一線を画す品質。

今回は官給モデルと比較して見ていきましょう。







パッと見でも違和感のようなものはありません。
単体で見分けろと言われたらちょっと判断できない。







ざっくり並べてみるとHeim(上)の方がちょっと長い。

テープなど各マテリアルに大きな違いは見られませんが、
Heim版は裏地との間にスポンジでも仕込んでいるのか、
生地を触るとふわふわした感触であることがわかります。

(官給版はスポンジが潰れきってしまっただけ?)







末端部の金属リングは大きさが異なります(右がHeim)。

そもそもこの部分にどんな役割があるのか知りませんが……







ステッチもそっくり再現されていて雰囲気は抜群に良いものです(右がHeim)。






組み換え用部品もついてきました。






うーんと、以前ご教示いただいたことがあったんですがこれでよかったかな……

追記:ホルスター先端部のリングにサスペンダーのストラップを通す必要があります。





こんな感じでショルダーホルスターとして利用が可能に。

はっきりした使用例は見つけてないので何とも……






とにかく見た目(再現度)はMil-tecよりはるかに良い。

ASMCを参照するとHeim製が約60€でMil-tec製が約25€ですので、
価格の開きは大きいのですがお勧めできるのはやはりHeimの方。





~使用の様子~

Heim民生品に使用例もクソもないので普通の官給品を。





レッグホルスター化のパーツが付いたもの。こっちも付けてくれればよかったんですが。

紐で適当にレッグ化していたりってのはたまに見かけるんですけどね。






Oberstleutnant Hans-Martins Gieseler (Foto: BW)

件のパーツの有無はともかくとしてショルダー化の様子。





nSAKごっこによし、Häuserkampfによし、指揮官およびドライバーや機関銃手の護身装備によし。

官給品の入手が見込めない方、Mil-tecでは不満な方にどうぞ。




Tschüs!!
  
タグ :HeimP8

2017年04月15日

胸に付けて!胸に!





ブラックホークよりP8ホルスター用のIdZチェストパネル

相変わらずですが最初からキットで買っておけという幻聴が聞こえてきます。


ODはキットで入手したいね……






主にIdZ対応のクイックディスコネクトアダプタ用ですが、プラスアルファでマグポなども取り付け可能。

性質的にはマイクロチェストリグか、あるいはタクティカルな涎掛けといったとこ。







プレート部にはへたり防止に堅めの板が仕込まれてるようです。

いっそセラミックプレート入れておいてマイクロプレキャリにすればよかったんだ……







IdZとといえば同じ規格で作られてるのにテープが通らなかったりする、
ガバガバクオリティならぬギチギチクオリティが問題になりますが……

ご覧の通りかなり無理して付けてますよ。品質管理がどうこうってレベルじゃない。
なぜテープへの取り付けにマイナスドライバが必要なんだ、マリスクリップみたいだ。

あまり文明的とは言えないギアですね。


こういう点が無ければIdZ規格が覇権を握る業界になっていたかもしれないし、そうでもないかもしれない。






まぁ、一度つけてしまえばこっちのもんですよ(もう外すことはないだろうという意味で)。

SKなどスリックなアーマーや非バリスティックなときには有用かもしれません。
特に胸元にホルスターを持っていきたい車両部隊系の隊員にはメリットかも。







最適化したぞ。

大丈夫ですちゃんとそのまま使う例もありますので。

調整次第では喉のすぐ下あたりまで持って行けるのでチェストリグとの併用も可能。
(そういった使用例もありました)







どこに需要があるのか分かりませんがマイクロリグ化にも成功。ボディガード的な印象。
UOな雰囲気もありますがむしろギア自体がアンノウンと言えるだろう……






Tschüs!!
  

2016年05月15日

G-CODE RTI DUTY Mount



G-CODE RTI DUTY Mount Kydex Belt-Slide


長い名前ですがブンデス特殊界隈では重要なアイテム。



ホルスターの位置を下げるためのベルトループとRTIホイールと呼ばれるアダプタで構成された商品です。
ハンガーと呼ばれるホルスター側アタッチメントによりBHIやサファリランド等のホルスターを取り付け可能。







RTIホイールは特殊部隊での使用例に合わせて黒色に交換しました。
横からスライド部品を左右に押してハンガーの着脱を行うしくみ。







スライド部品末端は成形不良でしょうか、ちょっと気持ち悪い。
機能に問題はないのですが品質は全体的に「……」な感じ……


(わざわざ黒ホイールを買ったのにこういうところで買いなおしになるんですよね……)






ホイールは30度ピッチで角度を変えることが出来ます。
Belt Slideで角度を変えることはあまりないと思いますが。







Serpa用ハンガーにてアタッチ。BHIのクイックディスコネクタよりガタが大きいじゃないか……






BHI互換のアタッチメントなのでこういうこともできます。
アダプタonアダプタって無駄にやってみたくなりますよね。







ループの大きさは1.5、1.75、2インチから選べるのですが使用例から2インチをチョイス。
BHIのジャケットスロットのように着脱にビスの締緩を伴わないので楽でいい……








ループがデカいとはいえMOLLEベルトに直接通すのはなかなかパンクですね。

特殊部隊に多いBelt Slideですがホルスター本体はSerpa Lv2/Lv3、6004系と様々。







どういうつもりなのか、BHIのクイックディスコネクタ。どう付けてる……
使用感では樹脂同士がかみ合うクイックディスコネクタの方が好きです。







ハンガーの種類も専用だったりマルチだったりいろいろみたいですね。




プレキャリ周りがひと段落したので今後はベルト周りに注力していきたいです。




Tschüs!!


  

Posted by Nekotin at 19:10Comments(2)ホルスター

2015年05月01日

Schnellziehholster P8


P8用ホルスター(官給品)




Schnellziehholster(クイックドロウホルスター)などと呼ばれることが多いみたいです。

日本ではミルテック製が多く出回っているようですね。正直なところ違いはよく分かりませんが……

今回の品物は例によって名前も知らないマニファクチャで1995年に作られたものです。



S95系アダプタを挿入することが出来ます。

S95ベルトキットへの接続をよく見かけますがショルダーホルスターへのコンバージョンも可能みたいです。

(パーツを持ってないので実践できませんが)

レッグホルスター風に組み替えた画像も見たことがあります。



入れ口はドットボタンとベルクロで閉じることが出来ます。

ドットボタンはサムブレイク。パーツの入れ替えにより左利きにも対応。





トリガーガードあたりにはP8を保持するための樹脂パーツがインサートされています。
(下は75TacのX2ホルスター)

(75Tacのホルスターの元ネタはKHSかと思われますが、KHSはこの官給ホルスターを参考にしたのかもしれませんね)



X2ホルスターとの比較。樹脂パーツを固定する鋲などはそっくり。

それを除けばあんまり似てないかも







使用状況

あえてS95併用以外で見ていきましょう



Schutzweste STの肩に接続。ISAF派遣初期だと思われますが、どうも空挺との触れ込み。本当でしょうかね?

ちなみにNVGはLUCIE導入以前のラインメタル製だそうで。







IDZアーマーに接続。これはナイロンバンドか何かを使っていると思いますが。

ホルスターに取り付けられているピストルマグポーチはBHI製かと。

Lv3ホルスターと一緒に支給されるマグポのようですがそれならなぜLv3じゃなくてクイックドロウホルスターなのか……





2011年のペガサス作戦(※)、クレタ島ハニア空港にて。
海軍中尉(翻訳の専門家、サポート要員)がレッグホルスターのように着用。



※リビアでの民間人収容作戦。機会があればもう少し詳しく……




Tschüs!!
  
タグ :ホルスター