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Posted by ミリタリーブログ at

2021年09月17日

G36小ネタ

さして情報発信などはテーマとせず、「アイテムを集めて自分だけの装備図鑑を作ろう!」みたいなノリで更新しているこのブログ。

一応月に一回は更新しようということになっているのですが、最近は特に目立った買い物もなく、あったとしても扱いにくいものばかりでネタがない状況に陥ってます。

所詮趣味ブログなんだから好きなタイミングで更新すればいいってもんですが、一か月以上更新がないと広告がド真上に出てくる仕様が気に入らないんですよね。

ということで今回はTwitterレベルの小ネタで埋めます。

(まぁいつもTwitterでやれレベルのスカスカな内容なんですが)


……………………


それは仕事終わりに優雅に茶をしばきつつ、連邦軍のG36取扱マニュアルをしばいて(翻訳して)いた時のことでした。

銃剣を運用しないドイツ連邦軍が、G36のバヨネットラグをどう捉えているのかを知るのが目的だったのですが、該当部分にこんな単語が出てきたのです。


「der Gewehrgranatführung mit Bajonetthalter」


「mit Bajonetthalter」が「バヨネットラグを伴う~」の意なのですが問題はその前。

「Gewehrgranatführung」がどう訳しても「ライフルグレネードガイド」になってしまうんですよね。

最初は特殊な専門用語かと思ったのですが「Gewehrgranat…」はどう解釈しても「ライフルグレネード」です。


_______バヨネットラグ付きライフルグレネードガイド……


G36にライフルグレネードってありましたっけ……?


慌てて調べると……





1:15からばっちり出てきますね。ていうかこんな基本的な資料をスルーするなよ、義務教育だろ……


もちろん諸兄に置かれましてはバッチリご認識のことだったでしょうが、G36を説明する一般的な資料には出てきませんから、私のように知らなかった人も多いのでは?


さらに掘り進めるとG36Eの英語版マニュアルにも記載がありました。



89式のように実包を使うそうです。

ガスカットオフ機能がないのにライフルグレネードを発射できるのは実包式のおかげなんでしょうか。動画でも排莢が見て取れます。


……………………


そういうわけでG36のバヨネットラグは実はライフルグレネードガイドの付随的要素だったんですね。

まぁ連邦軍はライフルグレネードも銃剣も運用しませんでしたが、もしかしたらそんな「今」もあったのかもしれません。

(ちなみに連邦軍のマニュアルにはバヨネットラグについて「銃剣を装着できるんだぜ」という程度の説明しかありませんでした)





このバヨネットラグの意味ありげなリングにはちゃんと意味があったんですね。

よく言われますがG36とG3は銃口周辺がそっくりです。G3も印象は薄いですがライフルグレネードに対応していますね。

ライフルグレネードが共通ということはないでしょうが、設計上の血脈のようなものを感じます。




Tschüs!!
  
タグ :G36

Posted by Nekotin at 21:16Comments(0)考察