2015年06月19日
これなーんだ
黒い森から這い出てきたLHTポーチ
なんだかよく分からないままに入手したのですが……



どうも背中に付いているブツと同じものである様子
位置や状況からしてチャージポーチかななんて思っていたのですが、2011年のカタログを参照して分かりました
MP7マグポじゃんw
古いタイプのMP7ダブルマグポでした。なんでこんなものを背中に付けてるんでしょうね。
明らかにMP7マグは入れてないでしょう。
(別物である可能性もありますが……)
フラバンポーチやフーリガンツールなんかと一緒に見るのでやっぱりチャージ?
おまけ
古いタイプのG36ダブルマグポ
両方ともSchlämmkreideと呼ばれる塗装が施してあるようです。
これは炭酸カルシウムと建材用塗料で自作する洗って落とせる塗料で、銃なんかもこれで塗ってしまうんだとか。
Tschüs!!
2015年01月03日
もりもりGen IV
長い間お見せしていなかったLindnerhof Taktik(LHT)のプレートキャリアGen IVですが、
先日某衝動買いの人にヒラキを取っていただきましたのでこの機会ですのでネタにしてしまいましょう。

(P8は借り物)
ポーチレイアウトは主にEGB降下猟兵のプレキャリを参考にしています。
この辺は見た物を見たままに再現すれば何ということはないのですが、
多少の理論といいますか理由づけ(あるいは妄想)によってオリジナル要素を加えてあります。
「自分だったらこうする」という点を含んでいるわけですので
これからプレキャリを組もうという方にはあまり参考にならないかもしれません……

フロント部。ここは多くに人がそうしているように交換用弾倉のためのスペースとしています。
G36ダブルマグポを3つ連ねて一気に弾倉の携行数を増やしてもよいのですが
フロントはJPCのようなスッキリした印象に仕上げたかったので3連マグパネルを選定。
弾倉を押さえるためのコードを捩じっているのは空軍だかどこかのFACの真似。それなりに使いやすいと思います……
アクセントとしてCATを裾ゴムで括り付けております。
CATといえば肩パッドや医療品ポーチに設置されていることが多いのですが、
こうしたフロントのマグポへの取り付けもよく見られます。

左カマーバンド。私は右利きですのでウィークハンドで操作する位置となります。
前方には2連ピストルマグポを設置していますが、
実際にプレキャリを着用した兵士のフォトを見てもこの位置にあることが多いです。
これはnSAKに基づいた配置なのではないでしょうか。
ピストルマグポの後方、カマーバンドの中間位置となる場所にはG36ダブルマグポを配しています。
本来の用法通り弾倉を2本入れても良いのですが、
ここではDM25やDM35、DM32などのスモークグレネードの収納を目的としています。
LHTはそれらスモークグレネードのための専用ポーチもラインナップしているのですが、
ダブルマグポであれば大体何でも入りそうなのでこちらを選定。
フラッシュバンには大きすぎるかと思いますがグレネード系であれば何を入れても良い、
状況によって使い分けるポーチとして位置付けています。
さらに後方、自分では操作することのできないスペースにはメディカルポーチを取り付けました。
自分が負傷した際に仲間に使ってもらうものなので後ろ側にあっても困りません。
EGB降下猟兵を例として見てもカマーバンドの後ろ側についていることが多いようです。
メディカルポーチはチームで取り付け位置を統一しているものと考えていましたが、そういうことでもないようです。
メディカルポーチであることがわかれば位置、形式、大きさは特に問われないようですね。
ここでは雑納ポーチを流用しました。
中身はおそらく何らかの規定があるものと思われますが(どのような医療品を備えておくか等)、
適当に米軍医療品を詰めています……、多分見せる機会はないので。

反対側、右カマーバンド。前方には携行弾数増加のための2連マグパネル取りつけました。
EGB降下猟兵のプレキャリ装備における携行弾数には悩みましたが
ダイレクトアクションであれば見えるところに4、5本あれば良いであろうということで。
その後方には多用途ポーチを置きました。自分では開け閉めさえしにくい位置ですが仲間に出し入れしてもらえばOKです。
主に無線機の予備バッテリーの収納を想定しています(無線機も背中に収納されていて自分では操作できないので)。

背面には先に述べたとおりモトローラの無線機(イミテーション)を設置しています。
LLBrig31のEGB隊員であればパーソナル無線としてこれを携行するようです。
ハイドレーションバッグやNVGポーチ、フラッシュバンポーチなど、
まだまだ取り付けるべきものがありそうですのでこのエリアは発展途上です。
今回のレイアウトの問題点として自分で操作できる位置に多用途ポーチが無いことが挙げられます。
コンパスやGPS、マルチツール、メモパッドなどは手の届くところに収納しておきたいものですが……。
何か丁度良いポーチを探さねばならないと思いつつも、
コンパスやGPSはわざわざポーチに収納しなくてもよいと思いますし(むき出しでOK)、
マルチツールも専用ポーチを設置してしまえば問題なし、メモ帳やペン、サイリウムなどの小さくて軽いものは
衣服のポケットにしまってしまえばポーチの増設も必要ないわけです。(なるべく物を買わない方向へ…)

プレキャリで運搬しきれない物やプレキャリに取り付けるのが不適だと思う物はベルトに移しました。
ダンプポーチ、DM51のためのグレネードポーチがそうですがこの辺りは好みの問題ですので。
実際の運用ではマルチツールポーチやフラッシュライトポーチなどもベルト周辺に見られます。
フラバンポーチやメディカルポーチ、ピストルマグポはベルトに取り付けることもできますが、
そういった場合にはMOLLEパッドがあった方が良さそうですね。
それではまたアップデートする機会がありましたら再度お見せしたいと思います。
Tschüs!!
2014年09月27日
LHTポーチの謎
外国人のセラーが「ダブルマガジンポーチやで~」と売りに出していたポーチ
Lindnerhof Taktik製です
製造年が異なるのでタグもこの通り
右が09年製(黄タグ)、左(緑タグ)がえ~と何年だったかな? 聞いたのに忘れてしまったw
ファステックスはUTX FLEXでした。
…
……
ファッ!?
いやポーチが小さい…
リブが引っかかってどうしても入らないぞ
1本でもこんな具合。ベルクロを使わせる気がなさそう…
何だろうこのサイズ…(;^ω^)
DM25が丁度いい具合に入りそうなんですが持ってないので確かめようがありません
考えても仕方ないのでタグに記されていたケージコードをトラック……
このポーチはLT041なんですが……
あ
これ.308用だ
しかもNSNがタクティカルテーラーと同じですよオクサン

なるほどねぇ( ´Д`)
ちなみにG36ダブル用が「LT001」、5.56mmシングル用が「LT002」でした。
緑タグの話題が出てきたのでついでにMP5マグポを…
最近ヤフオクで見かけた方もいらっしゃるかと…
これがまたマガジン入らねぇんだぜヽ(´Д`;)ノ
※スター製プラマグですがマルイ純正マグも寸法同じなので入りません
フラップを外せば何とか入ります。ギチギチでキツイ…
エアガンのマガジンは実物より太いんでしょうかね…
謎は残りますがこの辺で失礼
Tschüs!
2014年09月10日
レプリカ比較! Lindnerhof Taktik その2
前回に引き続きレプリカナイロンを比較していきたいと思います。
今回はロールアップ式ダンプポーチを…
丸めた状態ではそう大きな違いは見られません。
ファステックスとテープの色の違いが目立つ程度です。
裏返し。ラジオポーチと同じくマリスクリップを排除。コマの数も違います。
実はMOLLE部分にナイロンテープを通してトリグライドで留めてあるだけ。ナイスアイデア!
広げた様子。大きさだけでなく底面の形も違います。
LHTは楕円、レプリカは四角形です。
ラジオポーチの比較では分かりにくかった生地の色合いもはっきりと……。
生地はレプリカの方が固めです。
こうしてみると容積が倍ぐらい違うのではないでしょうか?
入れ口。レプリカは縁がリップストップの柔らかいナイロンになっていて絞りやすいですね。
LHTは固くて上手く絞れませんでした……。
内側にLHTのタグ、とよく分からないタブ。
Tschüs!
2014年09月09日
レプリカ比較! Lindnerhof Taktik
Lindnerhof Taktik製ポーチとそのレプリカを比較してみました!
(Lindnerhof Taktikは以下LHTと表記します)
LHTプレートキャリアGen3を比較された方もいらっしゃいますのでこちらも一緒にどうぞ。
比較するのはラジオポーチとダンプポーチ。今回はラジオポーチを…
よくあるMBITRポーチの類です。
ぱっと見、構成に大きな違いはありませんが生地やファステックスなど材料の色が異なっているのが分かります
レプリカは全体的に青っぽいです。
裏側。MOLLEへの固定方法が異なりますLHTは悪名高いマリスクリップ(´;ω;`)ウッ…
レプリカは柔らかいタブを折り込む方式で、LHT本物と比べてはるかに扱いやすいですね……。
テープの色合いもレプリカの方が青々としています。
横幅はレプリカの方が10mmほど大きくなっています。
側面はゴムバンドになっています。
レプリカは2枚のバンドを使っていますがこれは元にしたポーチの世代の違いによるものなのか、
レプリカ製作者が幅広のゴムを持っていなかったためかは分かりません。
側面の厚みはレプリカの方が5mmほど小さいです。
(LHTがつぶれてしまっているのでそう見えないかもしれませんが…)
留め具の様子。ベルクロの縫い付けが左右逆になっていますね(色もやはり違います)。
ファステックスをぶら下げているコードはLHTでは芯を抜いたパラコードのような素材、
レプリカではオカンのヘアゴムみたいな素材……
ファステックス。LHTは意識高い系ITW。レプリカはナショナルモールディング。
色の違いが気になってしまうところ……
LHT製は内側の底にタグが付いていました。最近買ったものなので新しいです。
全体として……
画像では生地の色合いやテープの色の違いが分かりにくいのですが、実際目にするとはっきりとわかります。
(はっきりわかんだね)
気にならない人は気にならないレベルかと思いますが……
個人的にレプリカについて評価したい点はマリスクリップを使わなかったことでしょう! (`・ω・´)
これは本家超えてますわ (;´Д`)y─┛
次回はダンプポーチの比較を…
Tschüs!