2015年08月29日
シングルマガジンポリ袋
今日も今日とて上質なナイロンを吸引……
素敵なトリップのお供はこちら、
Lindnderhof TaktikのEinzelmagazintascheです。
(Einzelmagazintasche=シングルマグポーチ)

様々な経緯で3種類を入手。今回はこれらを比較します。
左から第2世代(エラスティックバンド欠損)、第2世代(バンジーコード欠損)、第3世代(現行品)、マルチキャリバーポーチ。

側面の様子。どれもマリスクリップ対応です。

第2世代ポーチから。どれも放出品ですが、中央が欠損無しの完品です。
第3世代もそうなんですが、エラスティックの締め付けがキツイので切り取られてしまっている個体も少なくありません。
(バンジーコードかエラスティックのどちらかがあればマグの保持には困らないので問題なし)
タグは緑タグと黄タグで、08年~09年製のものでした。

基本的な構造は第2世代(画像左)も第3世代(画像右)も同じなのですが、
後者はエラスティックがモールの後ろを通るようになってます。
(前面のナイロン生地が2重に縫われているわけです)
ちなみに第3世代ポーチは13年オレンジラベルの納品ナンバー付でした。

入手した第2世代ポーチのうちの一つに、ドレンホールから丸まったタイラップが突出しているものがありました。
何らかの理由があってこうしているんだと思いますが一体……

第2世代は上下を逆さまにしたフォトで知っている方も多いかも。
無線(MBITR)やスモークを入れてもOKな便利なヤツです。

231山岳猟兵から。まずMBAV型LHTプレキャリって時点で大変ナイスな使用例。
手前が第2世代シングルマグポで中央がダブルマグパネル。
奥に見えるのは珍しいライトタイプのダブルマグポですね。

CSARな人から。トリプルマグパネルじゃなく第3世代シングル3つってのがクール。
エラスティックは切り取っちゃってるように見えますが……。
隣の75Tactical製ポーチと比べると少し背が高い事が分かります。

マルチキャリバー(Multikaliber Tasche)は言ってしまえばTACOマグなんですが、LHTとHSGIの関係は不明。
こうして比べてみるとZentauron製は全くTACOに似てませんね……(特許回避かな)

Zentauronの方が背が高いので大きく感じますね。LHTはカイデックスの幅も小さい。

分解するのが怖いのでカタログから画像を持ってきましたが、
このようにカイデックスが2ピースになっているためG28のような大きめのマグも収納することが出来ます。

14年のオレンジラベル。これはショップでの購入。
LTナンバーがLT119/Ⅱで2代目らしいのですが1代目の仕様は不明。
内側にはベルクロ雌面が縫い付けられていましたがマグを抜きやすくするためなのか、
追加のオプションでもくっつけるのかちょっとわからない……
こちらもバンジーコードによる締め付けがかなりキツキツなのですが、
引っかかりが無いため素直に抜けてくれます。

Gen.5プレキャリに付いているところをよく見かけますが、
多分キットとして一緒に支給されてるんでしょう。
脇のMBITRポーチなんかもカタログには前々から存在したのですが、
最近Gen.5プレキャリ周りで見るようになりました。
新しいプレキャリに合わせてキットの内容が変わったということでしょうね。
スゥー
Tschüs!!
2015年08月26日
LHTな被り物
Lindnerhof Taktikのオペレーターキャップ
といってもただのグッズなのでLHTタグが付いているわけではないんですが
ただキャップに刺繍がしてあるだけ。でもこのちょっとした刺繍が大きな付加価値なんですゲヘヘ
色はカーキとODの2種がラインナップされていますがこれは前者。

よくあるスタイルですが額と頭頂部、後部のサイズ調整タブにベルクロベースが付いています。

新生第26降下猟兵連隊からFschSpezZg。
刺繍しか特徴が無いので判別は困難を極めます……

旧第26旅団系なので多分彼らもLHTキャップ。13年のSchnelleradlerからFschSpezZg。
う~ん、いい。こんな感じでパスファインダーやりたい
Tschüs!!
2015年08月22日
手榴弾袋
Lindnerhof Taktikのユニバーサルグレネードポーチ

収納する物に合わせてベルクロで大きさを調整できます。
大小2種あるうちの小さい方=kleinですね。11年のオレンジラベル。
DM51やDM35程度の大きさであれば問題なく使用できるようですが、DM25には足らなさそうなサイズ。

グレネードポーチを手にするとマガジンが入るかどうか気になってしまう病がこの世にはある
(引っかかって抜けませんでした……)
オーソドックスなタイプのグレネードポーチよりも使いどころが難しい……
マリスクリップ1本で留めるので安定性も損なわれています。
……………………………………………………
とりあえず使用状況を見てみましょう

231山岳がTPTを護衛~みたいなキャプションだったかと。
左に見えるのが今回の小さいタイプでDM35を収納。右が大きいタイプでDM25。
リグはLHTのマグポ埋め込みタイプでしょうか。
サイズを2種類出すんならユニバーサルにする意味が無いんじゃないかという突っ込みもあるんですが、
DM25が苦しそうなあたり対応するサイズにあまり違いがないような……
(追記:カタログによれば小さい方は直径50mm、大きい方は75mmまで対応)
…………Tschüs!!
2015年08月15日
LHT Plattenträger Gen.3
Lindnerhof Taktikからプレキャリを1つ。
カーキの第3世代モデルです。2011年製。

このブログに訪れる方に説明は不要かもしれませんが、2010年頃に登場して以来、
特殊部隊や空挺部隊を中心に用いられているBWにおける王道プレキャリです。
カーキモデルは降下猟兵の他、猟兵や山岳猟兵、空軍、憲兵など様々なところで見つけることが出来ます。

さるお方に譲っていただいてから半年も放置してしまったのですが、
紆余曲折の後カーキのマグポーチを入手しましたのでこの機会に。

4世代目のDoppelmagazintasche(ダブルマグポ)。2011年製と2013年製。

年代によってコードを絞るためのプラパーツが違うんですね。

どこに付けようか迷ってるMehrzwecktasche(ユーティリティポーチ)は2010年製。
どうもタグの切り替わりが10~11年らしい……

3世代目のEinzelmagazintasche(シングルマグポ)は2013年製でした。
放出品らしくラベルの一部(納品No.)が塗りつぶされてましたお( ^ω^ )
ちなみに本来、EAGLEのマグポみたいに絞りのエラスティックバンドが通されているんですが、
無残にも切り取られてました。が、放出なので許す。
このGen.3についてはポーチ類を増強した際にまた取り上げるかも。
なんで今回は適当にミリフォトぶん投げて終わりましょう。

昨年のHot Blade演習から。FschJgBtl263の第4中隊じゃないかと。

触れ込みによると山岳猟兵。某特殊な訓練を受けてる人かも。
この2名(左の人はP6ですが)についてはキットリストが出回ってるので参考にしたいところ。

空軍からKampfretter。今年の演習でも見られましたね。

アンノウンオペレーターってやつでしょうかね。
こうして画像が出回っているなら特殊部隊というより空挺あたりだと思いますが……。
肩のDリングは後付みたいですね。
以上、カーキのGen.3もなかなか面白い使い方が出来そうです。
Tschüs!!
2015年07月12日
タクティカル帯
Lindnerhof Taktik製モジュラーベルト
LHTのモジュラーベルトにはソフトアーマー挿入のバリスティックタイプとそうでないものがあり、
これは後者で09年のGen2モデルであります(現行はGen3モデル)。
元ネタは例によってTactical Tailorのモジュラーパッドベルト。
縁にはサスペンダー用であろうトリグライドが3か所設けられています。
対応のサスペンダーも存在するかと思いますが古い年代の物なので……
バックルはUTX。長さ調整は片側からのみと少し変わった構造です。
余ったテープはパンツァーテープで留められていたようですが(ベタついてたので)、今回は裾ゴムで処理しました。
本来この位置にはトリグライドが付いていたんじゃないでしょうか。
レイアウト(置いてみただけ)。あれ、こんなもんだっけ?
とも思いましたがまぁこんなもんでしょう。ホルスター吊るためだけに用いるような感じですね。
(ジャケットスロットの取り外しが大変面倒なため)
プラスアルファで小さ目のユーティリティやグレネードポーチを付けて密度を増してもいいかも。
―使用状況―
う~ん、正直特殊部隊や準特殊部隊あたりを見てもそんなによく使われているモデルではありません。
それでも一応納品番号付なので部隊によって調達されたことは間違いないでしょう。

新しいモデル(Gen3)の可能性もありますね。
プレキャリやアーマーの類と違って特徴が出にくいので見つけるのは大変です。
特殊部隊ならバリスティックタイプのカーキを用いるのがマストかと。
Tschüs!!