2016年01月08日
XTS3000 PTT
またPTTか……
しかもまたPeltorなのか……
そうなんですよ……
でも今回はちょっと変化球気味だから……
EGBなPTTです。31Rgt系(旧FschJgBtll313/373)のEGB中隊で見られるタイプ。
31Rgt系EGBといえば個人携行無線がSEM52ではなくXTS3000なんですよね。
この辺りは26Rgt系(こちらはSEM52SL)との運用思想の違いだと伺ったことがあります。
XTS3000はSEMよりちょい高めの周波数帯を狙ったつくりでMBITRとの交信も可能で便利だとか、
建物のある場所や起伏の大きな地形でも電波が回り込むのでアフガン派遣なんかにも使われたとか。
伝達可能な情報量も多くなりますしね。
でPTTの方も当然XTS対応コネクタ。
以前使っていたのはサイドワインダー向けのリモートスイッチ対応モデルを組み替えたものですが、
今回入手したのはトグルスイッチ付モデルで、このトグルが重要なポイントなんです。
他、カールコードの巻きの太さや長さも異なります。
コネクタにも微妙な差異が。左がトグルスイッチ付モデル。
トグル付モデルは何故かピンが一本少ないんです……なんでだろう。
背面のクリップ~はこれに限った話ではないのですが、トグル付モデルは太い古いタイプ。
特殊部隊のデュアルPTTもそうですが太い方はMOLLEに通せないのでタイラップで妙なとこに付いてます。
~使用の様子~
何れも31Brig系です。
(263でもトグル付モデルは見たことがあるのですがコネクタの方が不明)
というかそもそも何のためのトグルか分からない。
デュアルPTTではないので通話方式の切り替えか何かだと思いますが……
373のハウスクリーニングな訓練から。
トグルが目立つのですぐそれと分かります。
出所不明なんですが無線が分かれば大体の見当が付くということで……
EGB関連でLHTのMBITRポーチの使用例を見たとき「空挺もついにMBITRを!」なんて思ったんですが、
収納されてるのはいつものようにXTS3000かSEM52SL……まぁいきなりMBITR使われても困るんですが。
JAWTEX2014の373から。少尉なので小隊長だと思います。
XTSとSEM52の併用でPTTも2つ使用。
後ろにSEM70オペレータを連れていてMP7を携行と如何にも指揮官な感じがGut
独米交流の313から。こちらも少尉でPTTが2つ。
トグルの突出し量が長いのでスイッチガードをオミットしてるかも。
今年もEGB関連はどんどん強化していくつもりですが、
無線2個持ちで隊長格気取るのも一つの目標に……
SEM52が呼んでいる……
Tschüs!!
Posted by Nekotin at 20:37│Comments(0)
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