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Posted by ミリタリーブログ at

2014年08月12日

山岳猟兵の夏

戦闘兵科の中で山岳猟兵にだけ触れていなかったのですが、その構造をちょこっとだけ見てみましょう。
(山岳猟兵にはあまり関心がなかったので今更になって調べてみました……)


現在、山岳猟兵大隊は3個あり、そのすべてが第23山岳猟兵旅団に所属しております。

・第231山岳猟兵大隊

・第232山岳猟兵大隊

・第233山岳猟兵大隊



山岳系の部隊はすべてドイツ南部の国境沿い、アルプス山脈の麓に配置されています。

3つの大体すべてがほぼ同じ構造となっていますがここでは第231山岳猟兵大隊を例にとってみましょう。



・大隊本部:毎度のことながら省略。図でも省略。

・第1中隊:こちらも毎度のことですので省略しますが、山岳猟兵大隊独特のものとしてHochgebirgsjägerzug(高所山岳猟兵小隊)が組み込まれています。こちらは山岳地帯の中でも特に厳しい環境で活動できる精鋭部隊として機能します。


Hochgebirgsjägerzug


・第2~4中隊:メインの戦闘部隊です。2個山岳猟兵小隊と1個重山岳猟兵小隊で構成されます。重山岳猟兵小隊には狙撃部隊、MILAN部隊、GraMaWa部隊が配されているものと考えられます。
この辺りはフクス、ボクサー、Bv206などを移動手段としているようです。山岳猟兵なので当然スキーも。


エーデルヴァイス章(大戦中のものとは形が違います)


・第5中隊:降下猟兵大隊、猟兵大隊と同様に「重中隊」となっています。120mm迫撃砲で武装した迫撃砲小隊、TOW搭載型ヴィーゼルを運用する対戦車小隊、20mm機関砲搭載型ヴィーゼルを用いる機関砲小隊、偵察小隊が配されています。JFSTもここに所属。


山岳地帯でのヴィーゼル(と馬)


・第6中隊:訓練中隊です。


大隊全体で1000名ほどの規模となります。

中隊の編成は降下猟兵と同じだろうと思っていましたが小隊の数が違いました。降下猟兵は(重小隊含む)4個小隊、山岳猟兵は(同)3個小隊でした。


この機会ですので陸軍山岳ガイド(Heeresbergführer)について触れておきましょう。山岳ガイドと言っても登山の案内をしてくれる人ではなく、山岳救助訓練やアイスクライミング訓練などを含んだ訓練課程を突破した人物に与えられる資格(または資格を得た人物)のことです。実地訓練に加え気象学や地質学も学ばなければなりません。あえて意訳するなら山岳エキスパートでしょうか。陸軍の専門訓練の中でも伝統的かつ過酷な部類に入るかと思われます。
山岳猟兵以外の兵科でも山岳ガイドの訓練に参加し資格を取得することが出来ます。例えば降下猟兵の顔モザな人とか……。(外国の特殊部隊員なんかも……)
私は山岳ガイドを取得した(山岳猟兵以外の)人物がベレーにエーデルヴァイス章を追加するのだと予想していますがどうなんでしょうね。

ちなみに山岳ガイドはフリーフォール(HALO/HAHO)能力を持っているそうです。
(フリーフォールが可能なのは陸軍でも特殊部隊、FernspaherやEGBのような準特殊部隊、空挺工兵や空挺偵察の一部、降下猟兵や猟兵連隊のパスファインダーと限られてきます)



余談ですがKOMMANDO誌の山岳猟兵特集が凄まじかったです、いろいろと。STアーマーとTT MK2の組み合わせが見れるのは山岳猟兵だけ!!(ホントかよ)

(入手性からかSTとMk2チェストの組み合わせ使用例ありませんかという質問を多く見かけるんですがSTをよく使うKFORなんかではたまに見かけます)




山岳猟兵は初めて見聞きする情報が多くこれまで以上に内容に自信がありませんぞー……


Horrido!  

Posted by Nekotin at 16:10Comments(0)編成とか