2017年08月13日
魅惑のふともも

Lindnerhof TaktikのOberschenkelplatte(レッグパネル)
直訳すると大腿部板、医学用語みたいでわぁドイツっぽい(適当な感想)
使いどころなんてほぼないのでコレクション的なものですね。

時代遅れ感の強いオーソドックスなタイプ。
世代的にはこれがGen.2型に相当します。

裏面はゴムのような滑り止め素材。
滑り止め付のベルトもそうですがこういった素材は使いどころが限られており、
LHT製品でもあまり見かけないのでなんだか新鮮な印象を受けてしまいます。

5行6列なのでかなりの面積があるわけで、
高さ方向にはどうしても無駄が出てしまいますね。

レッグとくればグレネード系か。これも2、3行あれば十分です。

使用例からフラグとフラバンポーチ。
この程度だったら別にMOLLEベルトでいいよねって感じはありますが。

その使用例。なかなかレアな露出であります。やっぱり必要性がね……
奥の人もですが固定ベルトのデザインが今回の物とは違います。

EGBでも辛うじて使ってることが分かりますが、とにかく見かけない。
特殊部隊やEGB向けのキットに含まれてるはずなんですがその割に見ない。
なんかの機会に変化球的に使おう……なんかの機会に……
Tschüs!!
2017年07月22日
ダンポポ

こういうブログでも引用に使われたりするのでなるべく手持ちアイテムは載せていく……
正直これはとくに書くことないなぁって思う物も結構あるんですけどね、
こんなの持っているんですよアピールだけでも精いっぱいというところ。

これだって面白いギミックがあるわけでもなく興味深い背景があるわけでもない、はず。
ベルクロで張り付けるタイプのダンプポーチ「Abwurfsack, Klettbar」…名前そのまんま

ベルクロ接続なのでプレキャリ前後にしかつけられないという微妙な使い勝手を発揮。
(一応バリスティックベルト後方にも接続可)
容量はさほど大きくなく丸めてもあまりコンパクトじゃない、使い方に迷うアイテム。
これでもGen.V系キットに含まれている3種類のダンプポーチの内の一つです。
同キット内のエラステックタイプやスタンダードタイプに勝る要素があると思えず、
そもそもなぜダンプポーチを3種類も含めたのだろうかと悶々とさせられます。

入れ口にはエラスティックのトラップ。飛出しの心配はなさそうでこれはアドバンテージかも。
MOLLE対応でラインナップすればまた違う評価になったかもしれませんが、
貴重なMOLLE取り付け面を占有しないというのも一つのメリットでしょうか。

謎の紐。これを引っ張れば素早く展開できる、ってギミックなのかもしれませんが不発。
正しいやり方があるのかもしれませんがこの手の商品に説明書なんて付かないので……

LHTで釣っておいてこっちが本命だったりするんだろ?なマックスペディション。
BWでもそれなりになじみのある(が頻繁に見るほどでもない)ブランドですね。
Rollypolyというその名の通り(?)のロールアップダンプポーチ。

容量はかなり大きいのですが腰からこれだけの物をぶら下げるとさすがに邪魔にならないか心配。
ペラペラのガバガバエコバッグ状態なのでダンプとしての評価はあんまり……

Rollypolyシリーズはダンプ以外の何らかの用途を持たせるコンセプトでもあるんでしょうか。
こちらはストラップが付けられておりナップザックとして使うことができる微妙なギミック付。
もう少し真摯にダンプポーチという存在に向き合えなかったのか。

内側に小さなポケットがありもう完全にエコバッグです。持ち運びに便利なエコバッグとして使ってください。

てんこ盛りでもラベルが自己主張してくれるおかげで分かりやすいですね。
ウェストバッグもマックスペディションっぽいですがこちらも度々見かけます。

ラベルが見えないと何とも言えない造形なんですが多分そうでしょうということで。
ダンプ2個持ちですね何気に……
このマックスペディション、他人から指摘されるまで存在すら認識してなかったんですが、
意識してミリフォトを観察するとあんなところやこんなところで見つかる奇妙なブランドです。
メジャーとも「外し」ともつかない曖昧な立ち位置ですが何にしてもエッセンスとしては優秀。
Tschüs!!
2017年07月14日
スラムダンプ

LHTの新旧ダンプポーチを比較するぜ。

こう並べるとどんな違いがあるのか見当もつきませんが左がGen.1で右がGen.2です。
Gen.1はASD-Nr付の放出品を入手、Gen.2は以前ショップから購入したもの。

広げるとその差は歴然、Gen.2では立体で容量がアップしています。
Gen.1はいくらも入らなそうですが畳んだ状態では断然コンパクトに。

Gen.1の口はベルクロで、Gen.2はドローコードで絞める構造です。
ベルクロのせいで勝手に閉じてしまうのは不便じゃなかろうか……
Gen.1のファステックスはタブ側に付いています。

MOLLEのコマ数も違うんですね。3コマから2コマへ省スペース化に成功しています。
ここを節約しても全体の占有スペースは変わらないのであんまり意味ないんじゃ……

いつかは挑戦しなくてはと思いつつプレキャリにダンプって気が進まないんですよね。
ということでパッドベルトへ取り付け。ベルトって欲張ると意外とスペースが無くなるね。

畳んである状態では分かりにくいのでなんとなくの判断になっちゃいますが、
Gen.2は丸くなりがちなので綺麗に畳まれているのはGen.1と見て良さそう。

_______∧____この感じ……Gen.1か……
ぐらいの適当な感じで
確実に旧マテなのでその辺の満足感は高いですね。
Tschüs!!
2017年04月01日
KR/FR

過去の資産を活用して物書きカロリーを下げるブログ……
(言いつついつも大したことは書いていないのではないか)
今回は半ダブりネタといったところで、3fbのLHTファーストレスポンダーを持ってくる。
NSN付の14年モデルでジッパータブが新しくなっている以外は以前の5fbと変わらず。

容量がバックパックタイプの足元にも及ばないため補助的に利用されているアイテム。
バックパックで持ち運ぶような重くかさ張る医療品は車など乗物に詰み込んでおいて、
負傷直後に必要となる最低限の分だけを携行するという思想に基づいているようです。
そういう理由からKRのように乗物を軸に展開する部隊にはうってつけと言えるでしょう。
(使用例的にはバックパックに対するプラスアルファといった印象を受けますが)
BATでも類似の品は割とよく見ますしね。
いくら医療チームでも全員バックパックは重すぎるでしょう……
ちなみに最新版カタログからは抹消され新型ファーストレスポンダーに置き換え。
この新型もなかなかイカスデザインなので(使用例はともかく)入手してみたい。
…
……
…………
……………………

潰れている状態がなんとなく落ち着かずとりあえず詰める一種の強迫観念……
実例だと圧縮包帯やコンバットガーゼなどもっとパンパンに詰めているんですが、
パッケージがクシャっとなるのが嫌でなかなか思いきれない気持ちがあります。
撮影会に備えて集め始めた内容物も今じゃ立派なコレクションと化しているわけ。

使用例使用例……総領事館自爆事件で実動し注目されたKRから。
というかこの色となると完全にKR狙いですね。
FRを集団的かつ積極的に使う人達なんてKRぐらいですし。
KR装備の完成度をぐっと引き上げられる優秀なアイテムです。

FRにカラーバリエーションなんて不要にも見えますがなぜ3fbで供給したんだろう……?
KR自体、国外活動をアピールする意図でもあるのか3fbでの露出が多めなんですよね。

15年のCJPRSCからKR。スペイン空軍のEZAPAC(?)と。
珍しいわけでもないはずなのに5fbだと新鮮に感じます。
アーマーがIdZ由来だったりと興味深いフォトではあるんですが。
Tschüs!!
2017年01月28日
誤チェストにごわす

「そんなにLHTが好きならLHTの家の子になりなさい!」
と言われたら間違いなくLHTの家の子になるぐらいには好きなブランドです。
今回は官給品にもなっているライトタイプのチェストリグを見ていきましょう。

とはいえモジュラーなのでほとんど見たまんまですよね。奇抜な構造はなくシンプルな造形です。
特殊作戦部隊向け最新キットでは従来の2ピースリグに替わってこちらがインストールされました。
ハーネスはナイロンテープほぼそのままなのでちょっと物足りなく感じます(肩パッドは追加のもの)。
ちなみにH型ハーネス

ジッパーによる典型的なSplitチェストです。例にもれず勝手に開かないよう下向きに。
(これに限らず)すぐ脇にダブルマグポとか付いてると滅茶苦茶使いにくいんですよ……
上のファステックスは何だろう?ジッパーが逝った時の防波堤なのか……

裏側にはプレキャリにアドオンするためのベルクロ面が縫いつけられています。ナウいな
Gen.5のフロントフラップを外して貼り付け、MOLLE用ファステックス&ストラップに接続。

参考例はキットが支給されているFschSpezZgから。でも自分がこうすることはないんだろうなと知識レベルに留める。

MOLLEコマ数は従来型と変わっていなかったり。ただの後継型というか戦時省力型みたいな。
まぁ支給される側からしたらコマ数の変更で使い勝手が変わっちゃったら困るでしょうしね……

非バリスティックでローリスクな任務というイメージで軽めを意識したつもりだったんですけど。
つい欲張ってしまう、というか余りがちなダブルマグポを配置すると自然とヘヴィになっちゃう。
そうは言えど使用例をチェックするとみんなそれなりに具だくさんに盛ってるじゃありませんか。

盛りのインスパイア元は漏らすほどカッコイイ出で立ちのFschSpezZg隊員から。じょばー
このチェストリグの魅力はカンプブルーゼにさっと引っかける程度で十分引き出せるんだよ……

重めな例としてコールドレスポンス2016に参加した空挺偵察中隊の隊員から。
FSLK200の人員が組み込まれたLLAufklKp310ですがこの部隊の名前を出しておきたかっただけ。
余ったポーチで深く考えずに組むのに都合が良い感じはしますね。
本命はGen.5プレキャリでお前とは遊びだったんだよ!!みたいな……
キットにおいてはプレキャリとの使い分けで利点が生まれるはず。
とりあえずイカすミリフォト見つけて利用法を模索していきたいね。
Tschüs!!