2015年09月26日
ファッ ストレスポンダー
特殊な人たちが使っている医療用ウェストバッグ
Lindnerhof Taktik - Firstrespondertasche
かっこよかったので購入

元ネタはTactical Tailorのファーストレスポンダー。というかほぼそのまんま。
蓋の上部にはメディックシザーを収納するためのシースとジッパー開閉の小さなポケットが。
外周にはパルステープが貼られておりよくここに止血帯やサイリウムが括り付けてあったり。

中身はパーティションで2つのエリアに区切られており、
側面には医療品を保持するためのエラスティックバンドが縫い付けられています。
蓋の裏面にもパルステープ。
CFR-C等応急処置の担当者が装備することを想定して、
IFAKよりレベルの高い医療キットを収納する構造になっているようです。
クイッククロットや圧縮包帯(この辺はIFAKにも含まれますが)に加え、
エアウェイや胸腔ドレーン等がぎゅうぎゅう詰めにされていたり、
IFAKとメディックパックの中間を埋める存在になっていると言えます。

裏側にもパルステープ。
マリスクリップ等を使ってMOLLEプラットフォームに取り付けることが出来ますね。
しかしベルトがやたら長いですな。アーマーの上からでも装着できるようにしてあるんでしょうか。
~使用の様子~
特殊部隊や空挺を中心にCFR-Cとか所謂メディックと呼ばれる人たちが身に着けてますね。
メディックパックとも併用されていたり。
陸軍特殊部隊(KSK)だと色がカーキなんですよね(他も使っていると思われますが……)。
バリスティックベルトとかもそうなんですけど追加キットってことでわざとカーキにしてるんでしょうかね?
よく見るのはKampfretterでAngel Thunder 2015では結構な割合で装備されていましたね。

http://matthew-strauss.blogspot.jp/
任務の特性上、ファーストレスポンダーの使い勝手が良いのかも。

https://flic.kr/p/uLfGfc
ファーストレスポンダーとMAPで形成された凸凹がいい感じ。

Gen.IVとの相性はやっぱりイイ(気がする)。中身の充実も図っていきたいですね。
今はハサミすらありませんので……
Tschüs!!
オマケと言ってはアレですがBWにおける救命資格について調べてみました。
・Einsatzersthelfer A (EEH A)
EEH Aはすべての兵士に義務付けられている(基礎訓練にて)、Nicht-Sanitätspersonal(非医療従事者)のための資格です。
30時間(かつては24時間)の訓練によりCATやクイッククロットを使用した大量出血への応急処置、意識不明・呼吸不全に対する応急処置を習得します。
また鎮痛剤の投与も可能。これらは個人用ファーストエイドキットの使用が前提となっています。
・Einsatzersthelfer B (EEH B)
EEH Bも非医療従事者のための資格ですがEEH Aより高度な救命措置をとることができます。非公式にブラーヴォーズと呼ばれることも。
医療資格者が到着するまで出来る限りの応急処置を行いますが、その中には気胸の処置や静脈注射が含まれます。訓練は50時間。
・Combat First Responder C (CFR-C)
特殊作戦従事者向けの資格で民間のRettungsassistent(RettAss、救急隊員)と同等レベルです。4か月のコースを履修します。
・医療従事者と非医療従事者について
医師の指示のもとで医療に携われば医療従事者と呼べますが、それ以外の応急処置のような場合は非医療従事者と呼称される模様。
・BWにおけるRettungsassistent
衛生救護軍や陸軍衛生部隊ではRettungsassistentや看護師資格保持者が業務に携わります。
Feldwebelanwärter(FA)として訓練され12か月でUOffiz、24か月でStUOffiz、36か月でFwとなります(当然資格を取得しFw教練を修了した後)。
・Einsatzersthelfer Bと赤十字
衛生兵はジュネーブ条約に対応し赤十字腕章を付け武装は自己と負傷者のために用いますが戦闘に携わるEEH Bの場合はどうでしょう?
EEH Bでも赤十字腕章を付けることはあるのですが、これは時と場合によるかもしれませんね。
・Einsatzersthelfer A (EEH A)
EEH Aはすべての兵士に義務付けられている(基礎訓練にて)、Nicht-Sanitätspersonal(非医療従事者)のための資格です。
30時間(かつては24時間)の訓練によりCATやクイッククロットを使用した大量出血への応急処置、意識不明・呼吸不全に対する応急処置を習得します。
また鎮痛剤の投与も可能。これらは個人用ファーストエイドキットの使用が前提となっています。
・Einsatzersthelfer B (EEH B)
EEH Bも非医療従事者のための資格ですがEEH Aより高度な救命措置をとることができます。非公式にブラーヴォーズと呼ばれることも。
医療資格者が到着するまで出来る限りの応急処置を行いますが、その中には気胸の処置や静脈注射が含まれます。訓練は50時間。
・Combat First Responder C (CFR-C)
特殊作戦従事者向けの資格で民間のRettungsassistent(RettAss、救急隊員)と同等レベルです。4か月のコースを履修します。
・医療従事者と非医療従事者について
医師の指示のもとで医療に携われば医療従事者と呼べますが、それ以外の応急処置のような場合は非医療従事者と呼称される模様。
・BWにおけるRettungsassistent
衛生救護軍や陸軍衛生部隊ではRettungsassistentや看護師資格保持者が業務に携わります。
Feldwebelanwärter(FA)として訓練され12か月でUOffiz、24か月でStUOffiz、36か月でFwとなります(当然資格を取得しFw教練を修了した後)。
・Einsatzersthelfer Bと赤十字
衛生兵はジュネーブ条約に対応し赤十字腕章を付け武装は自己と負傷者のために用いますが戦闘に携わるEEH Bの場合はどうでしょう?
EEH Bでも赤十字腕章を付けることはあるのですが、これは時と場合によるかもしれませんね。
Posted by Nekotin at 18:55│Comments(0)
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