2016年07月10日
初期アフ風ズボン ~ドイツのそよ風を添えて~
「初期アフ」の定義に揺れるブンデス界隈……
当初の公的な情報によればBWのアフガン派遣は2002年1月からということなのですが、
実際のところ2001年末よりOEF派遣がなされたので~なんて言ってるとややこしいことに。
今回は00年代はじめ、南部での偵察任務や洞窟の掃討作戦に従事する人向けのアイテム。
Einsatzkampfhose, 3FTD
Scharrer "2002"
膝当て、カーゴポケットが単色ナイロン生地となっているモデルです。
アフガニスタン派遣初期の特殊部隊を象徴的するアイテムの一つかと。
股ずれ対策ですがこの部分が単色になっているとちょっとマヌケですね……
コットン80% / ポリエステル20%仕様の生地。当時のスモックもこの割合です。
年代によって混紡率は変わってくるようで2010年代には65%/35%に。
う~ん……2003年ぐらい? 暑い時期なのか寒い時期なのかもよく分からない一枚。
注:後に判明したのですが05年の画像だそうです。
2003年10月に特殊部隊のOEF派遣が打ち切りとなるのでそれ以前の画像かと思います。
2005年からISAF組としてアフガン派遣が再開されるのですが判断要素が何とも微妙……
車両と頻繁に写るようになってきた時期が2002年後半~2003年なのでそのあたりかと。
2002年1月プラタハーでシールズと行った要人捜索ではこの単色まじりではないんですよね。
ちなみにポケットを漁ったら2002年6月付けの丸まったレシートが出てきました。
キャンディーなどを買ったようで支払はEURO、これの意味するところは一体。
OEFにおける陸軍特殊部隊(KSK)との関わりから察すると22nd STSあたりでしょうかね。
陸特隊員もフランスでFACの訓練を受けていたようですが米軍はそれを認めなかったとも。
注:指摘がありましたが3rd SFGの隊員だそうです。05年6月から10月まで随行。
2004年テキサスでの訓練。
肘当てが単色ナイロン生地になっているスモックも機会があれば入手したいですね。
どんな形にまとめていくかはまた今度~
Tschüs!!
Posted by Nekotin at 20:40│Comments(0)
│ブンデス衣料