2014年10月25日
BW的戦闘ブーツ
BWにおける標準的なブーツ ”Kampfschuh, Männer, DMS”
このモデルはM2007、またはM2005と呼ばれています。2007年頃から使われているものでしょうか。
(追記:M2005とM2007は非常によく似ていますが今回のものは製造のタイミング的にM2007?)
DMSはdirektangespritzte Sohle=直接成形ソールの意で、
その名の通り靴本体に対して靴底を直接射出成型する技術によって作られています。
ですので、基本的に旧来のM2000ブーツ(M99とも)のように、
接着したソールが接着剤の脆弱性ゆえに剥がれるということは理論上無くなっています。
踵の上に足首の運動を容易ならしめるための蛇腹が設けられています。
そのさらに上にはフィンガープルループが。
靴ひもを通す金具は2種類。比較的使い勝手は良いかと思います。
ソールの様子。踵にはどうも金属のスパイクのようなものが埋め込まれている模様。
耐石油・ガソリン仕様とあります。帯電防止剤が含まれているということでしょうかね。
製造は2007年11月でした。
さきほど理論上ソールは剥がれないと説明しましたが、実際には経年劣化と加水分解により
ポリウレタンミッドソールが内部崩壊しアウトソールが剥がれます(報告多数)。
私の個体にもすでに魔の手が……
この手の崩壊は避けることが出来無いようで……諸行無常ということですね……
以上、ブンデスで学ぶ無常観のコーナーでした。
まぁ剥がれてしまったらビブラムソールにでも張り替えようかと思います。
官給ブーツをビブラム化してる隊員もいますしね。
(追記:これは勘違いで官給品がビブラムだったというオチ)
使用例……ブーツはみんな似たようなものに見える……

第1装甲師団(のWolfと)

履いたまま手入れするんでしょうかね……
Tschüs!
Posted by Nekotin at 13:54│Comments(0)
│靴/ブーツ