2014年07月29日
装甲擲芋兵
前回の降下猟兵構造まとめが好評(?)でありましたので装甲擲弾兵大隊の構造についても少々触れてみたいと思います。
現在、装甲擲弾兵大隊は教導大隊を含めて8個存在します。
・第112装甲擲弾兵大隊
・第122装甲擲弾兵大隊
・第212装甲擲弾兵大隊
・第371装甲擲弾兵大隊
・第391装甲擲弾兵大隊
・第401装甲擲弾兵大隊
・第411装甲擲弾兵大隊
・第92装甲擲弾兵教導大隊
(活動停止中の第908、第909は除きました)
この辺の母体組織については「種芋s'データベース」様を参照されると良いと思います。
各大隊の構造はほとんど同じですが、ここでは第411装甲擲弾兵大隊を例にとってみたいと思います。
・大隊本部(図では省略):大隊長とその周辺の人たち
・第1中隊:本部管理中隊(Stabs- und Versorgungskompanie)。大隊を運営するため補給・通信等を担う中隊です。(BWにおいては第1中隊がこれと決まっています)
・第2~4中隊:メインの戦闘中隊です。中隊本部と3個装甲擲弾兵小隊、狙撃分隊(3個班からなる)で構成されています。装甲擲弾兵小隊は4個分隊で構成されていますが、1個分隊に1両のマーダーが割り当ててあります。1個小隊あたりマーダー4両ですので3個小隊集まると12両。中隊本部に2両ありますので1個中隊には14両のマーダーが配置されていることになります。
さらに3個装甲擲弾兵中隊ですから14×3で42両。第1中隊にも2両ありますので1個大隊では計44両のマーダーが存在することになります。
さらに(しつこい)、8個大隊ですので44×8で352両。訓練用や砲兵大隊の観測用マーダーを含めるとBW全体で400両ほどになります。
(第212装甲擲弾兵大隊のマーダーと分隊。列の真ん中に空挺ヘルっぽい隊員が……)
装甲擲弾兵は現在ではマーダー乗りの機械化歩兵として知られています。1個分隊には9人が所属しており、この全員がマーダーに詰め込まれます。マーダーのクルーは3名おり、1人は分隊長でもあるコマンダー。1人は運転手でもう1人はマーダーの固定武装である20mmマシンカノンの射手です。残りの6人は下車戦闘員としてマーダー後部の戦闘員区画に収容されます。
6名ですので他兵科においてはTruppに相当します。隊員はG36(G3)やMG3(MG4)、対戦車用の武装としてパンツァーファオスト3などで武装してマーダー後部に乗り込みます。
せまそう。
最近のモデルケースとしてはG36×4、MG4×1、PzFst3×1と言ったところでしょうか(1例)。
HK69なんかもアリですね。
余談:今年、ムンスターでIDZ-ES装甲擲弾兵の展示がありましたが、そこでは下車戦闘部隊の隊長(らしき人)が近代化改修仕様のG36Kを携行していました。装甲擲弾兵もついにG36Kで武装するようになるのでしょうか?(戦闘員区画が大分せまそうなので……)
狙撃分隊はG22を運用します。おそらく3名で1班を構成します。よく3人組で見られますよね……。(追記:狙撃手、スポッター、ドライバー、無線手の4人組と言う情報を見かけました)
・第5中隊:一般基礎訓練などの訓練中隊(Ersatz- und Unterstützungskompanie)。(図中の兵科記号は降下猟兵の際に使ったものと別のものに変えてみました。大隊内の最後の中隊はこういった教育部隊ですがAusbildungs- und Unterstützungskompanieと記されているなど呼び方はまちまちです)
(以前の装甲擲弾兵大隊には120mm迫撃砲を搭載したM113を取り扱う迫撃砲中隊が第6中隊として存在していたようです)
頭の中にしまっていた情報がこのくらいですので頼りない記事になってしまいましたね(毎度の事……)。
くれぐれも鵜呑みには(ry
Tschüs!!
現在、装甲擲弾兵大隊は教導大隊を含めて8個存在します。
・第112装甲擲弾兵大隊
・第122装甲擲弾兵大隊
・第212装甲擲弾兵大隊
・第371装甲擲弾兵大隊
・第391装甲擲弾兵大隊
・第401装甲擲弾兵大隊
・第411装甲擲弾兵大隊
・第92装甲擲弾兵教導大隊
(活動停止中の第908、第909は除きました)
この辺の母体組織については「種芋s'データベース」様を参照されると良いと思います。
各大隊の構造はほとんど同じですが、ここでは第411装甲擲弾兵大隊を例にとってみたいと思います。
・大隊本部(図では省略):大隊長とその周辺の人たち
・第1中隊:本部管理中隊(Stabs- und Versorgungskompanie)。大隊を運営するため補給・通信等を担う中隊です。(BWにおいては第1中隊がこれと決まっています)
・第2~4中隊:メインの戦闘中隊です。中隊本部と3個装甲擲弾兵小隊、狙撃分隊(3個班からなる)で構成されています。装甲擲弾兵小隊は4個分隊で構成されていますが、1個分隊に1両のマーダーが割り当ててあります。1個小隊あたりマーダー4両ですので3個小隊集まると12両。中隊本部に2両ありますので1個中隊には14両のマーダーが配置されていることになります。
さらに3個装甲擲弾兵中隊ですから14×3で42両。第1中隊にも2両ありますので1個大隊では計44両のマーダーが存在することになります。
さらに(しつこい)、8個大隊ですので44×8で352両。訓練用や砲兵大隊の観測用マーダーを含めるとBW全体で400両ほどになります。
(第212装甲擲弾兵大隊のマーダーと分隊。列の真ん中に空挺ヘルっぽい隊員が……)
装甲擲弾兵は現在ではマーダー乗りの機械化歩兵として知られています。1個分隊には9人が所属しており、この全員がマーダーに詰め込まれます。マーダーのクルーは3名おり、1人は分隊長でもあるコマンダー。1人は運転手でもう1人はマーダーの固定武装である20mmマシンカノンの射手です。残りの6人は下車戦闘員としてマーダー後部の戦闘員区画に収容されます。
6名ですので他兵科においてはTruppに相当します。隊員はG36(G3)やMG3(MG4)、対戦車用の武装としてパンツァーファオスト3などで武装してマーダー後部に乗り込みます。
せまそう。
最近のモデルケースとしてはG36×4、MG4×1、PzFst3×1と言ったところでしょうか(1例)。
HK69なんかもアリですね。
余談:今年、ムンスターでIDZ-ES装甲擲弾兵の展示がありましたが、そこでは下車戦闘部隊の隊長(らしき人)が近代化改修仕様のG36Kを携行していました。装甲擲弾兵もついにG36Kで武装するようになるのでしょうか?(戦闘員区画が大分せまそうなので……)
狙撃分隊はG22を運用します。おそらく3名で1班を構成します。よく3人組で見られますよね……。(追記:狙撃手、スポッター、ドライバー、無線手の4人組と言う情報を見かけました)
・第5中隊:一般基礎訓練などの訓練中隊(Ersatz- und Unterstützungskompanie)。(図中の兵科記号は降下猟兵の際に使ったものと別のものに変えてみました。大隊内の最後の中隊はこういった教育部隊ですがAusbildungs- und Unterstützungskompanieと記されているなど呼び方はまちまちです)
(以前の装甲擲弾兵大隊には120mm迫撃砲を搭載したM113を取り扱う迫撃砲中隊が第6中隊として存在していたようです)
頭の中にしまっていた情報がこのくらいですので頼りない記事になってしまいましたね(毎度の事……)。
くれぐれも鵜呑みには(ry
Tschüs!!
Posted by Nekotin at 20:38│Comments(0)
│編成とか