2016年12月17日

雑誌入れ



「システム95いいよね……」

「いい……」



雑誌入れ

いい……


多くは語らない、というよりそんな語彙力や文章力はないわけで。
新しくG36マガジンポーチを入手したので少々観察してみましょう。




雑誌入れ

左がHeim、右もHeimです。というのも右は民生版なんですよ。

民生版はLHTやZentauronが用いている類の生地と同じものの様子。
(なのでLHTよろしく製造年によって生地の粗さが異なったりする模様)




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全体的な造形はよくできているんですが(製造元同じなので当たり前ですが)、
背面のS95プラスチックアダプタの取り付け位置が15mmほど下がっています。





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う~ん、言われなければギリ分からないレベルか……
ミリフォトを見直すと確かにこういう位置で付いてる。





雑誌入れ

裏地の様子もこのとおり、タグとスタンプが輝かしい。
こういう領域にくるとタグに金払ってるようなもんです。





雑誌入れ

2013年、JMTCでの訓練の様子。

90年代初頭、個人装備の性能が飛躍的に向上した時代の、ほぼそのままの姿です。
このスタイルももうずいぶん長く見られることになりますがまだまだ現役のようですね。





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S95の最大の魅力はなんといっても判を押したように官給品で統制された装いにあるのではないでしょうか。
部隊内でみな同じ装備を使い、隊長や機関銃手など役割に応じて小さく個性があったりすると良いものです。
(そういう意味ではIdZのデモンストレーションも似たような雰囲気)


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(判を押したような~のイメージ。外面が揃っているからこそ中の人の個性が光るんですね☆)



また長寿装備だけあってSawflyやSerpa Lv3などの「新しい時代」の官給品とも意外と相性が良かったり。





雑誌入れ

2014年、JMTCでの訓練の様子。

ベルトとサスをあべこべにした所謂(?)S95チェストリグ状態ですね。
こういう大胆なトランスフォームもS95のアドバンテージかもしれない。




最後に動画を貼って終わり。機会があればハンメルブルクの教導演習みたいな感じで集まりたいですね。





Tschüs!!


Konterschlag解説

ハンメルブルクの歩兵学校での市街戦演習。Konterschlag=カウンターとのことで都市奪回想定なのでしょう。
ドイツの市街地を模した「ボンランド」というセットがあって実戦に近い状況を作り出せるとか。

動画では第353猟兵教導大隊(今はない)の第5中隊の隊員で1個小隊モデル化されており、各分隊~班の役割紹介が行われています。
まず最初に名乗り出たのが小隊長(Zugführer)、ヘルメットの黄色いバンドで識別できます。
続いてSturmgruppe1、Sturmgruppe2が紹介されます。建物内に突入するメインの2個攻撃分隊です。
分隊長(Gruppenführer)はヘルメットの白いバンド識別できます。
Sturmgruppe1・2の間に並んでいるのがZugtrupp、いわば小隊本部。
後ろに並んでいるのがDeckungsgruppe=援護分隊。

Sturmgruppeは3個のStrumtrupp(班)に分かれています。班員は3名で班のリーダーはヘルメットの黒いバンドで識別できます。
(後に出てきますがStrumtruppには斧担当や梯子担当、GraPi担当が属しています)
Zugtruppには通信手、弾薬運搬手2名、衛生兵2名、(緑色のバンドの)爆発物担当員2名、(赤色のバンドの)前戦観測手2名(うち1名無線手)が属しています。
Deckungsgruppeには分隊長以下、通信手、3個機関銃班(機関銃手&弾薬運搬手)、PzFst班(2名)、狙撃班(2名)が属しています。

雑なヒアリングなので間違ってたらごめりんこ


タグ :HeimS95

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