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Posted by ミリタリーブログ at

2015年12月30日

Gürtel BW



最近重めのネタが続いたので軽く衣料品について。




ホーゼ(ズボン)用の官給ベルトで"Textilgürtel"などと呼ばれるものです。

西独時代の装備品にFeldkoppel(フィールドベルト)がありますがそれとは別物(サイズ、特に幅が違います)。

(ニュアンスとしてはGürtelがズボン用、Koppelがサスペンダーキット用といった感じ)







サイズは異なりますがFeldkoppelと似た構造でフックを引っかけて着用するスタイルです。

これでもしっかりテンションを利かせていれば外れることはありません。

バックルをスライドさせて無段階の調整が可能です。

(調整とは別にいくつかのサイズが存在します)







供給元のスタンプ”HEUER”

ベルト幅は33mmなので官給品はもちろん様々なホーゼに流用できます。







Swift Response 2015から。

ベーシックで古典的な官給品なのでいろんなところで見かけるんですが、
あえてギャップを狙っていくのもありですね。

バックルの塗装が剥げて金ピカになってくるとクールなんですよ。



ちょっと前までは日本でも千円程度で手に入ったんですがあまり見なくなりましたね。

eBayだと3~5€程度でUsedが手に入ります。


見えない部分のオシャレとしてもお勧めできますし、
BWなベルトで悩んでいる方はぜひどうぞ。




Tschüs!!



  

2015年12月25日

おい、デュアルしろよ



最近、なじみのブンデスクラの間で通信機器への関心が高まっているみたいです。

スペツィアルクラフテやEGBクラフテにとっては避けて通れない部分でもありますしね……


メジャーどころなだけあって、今回もPeltorネタ。






Peltor PTT Dual


無線機が2つ繋げちゃうデュアル仕様です。

ボタンが2つ付いているタイプでなく、側面のトグルスイッチで切り替えを行います。






遠目からでも特徴的なトグル。これの有る無しで印象が大きく異なります。

ヘッドセットに繋がるコネクタも本体から引き伸ばされて付いています。







Peltor COMTAC 2


COMTAC2をキットで入手したら一緒についてきたのがデュアルという。

BW由来ではない(?)のですがどこ向けのキットなんだろう。







とりあえずこの2つをMBITRに接続ゾクゾク即満足。






レプコムタックと比べると……レプよくできてますね。

樹脂の色合い細部の質感の違いで見分けることはできます。







マイクはGentexのMT31だか何だか。

正面から見ると雰囲気が大分違います。電池ボックスカバーからチラ見えする赤いシールが良い。







ついでに某氏レプコム改造タイプ特殊部隊カスタムコム2を。

陸海KSKなどで見られる本体から直にブームマイクが生えた独特なモデルですね(ドイツ特殊なだけに)。







いろいろあって我が家のペルターPTTも4匹です。

左からデュアル、並列接続(&リモートスイッチ)、直列接続、XTS対応。

沢山あっても困らない、はず……






使用状況

デュアルPTTといえば陸海KSK___なんですがその辺はどうもカールコードタイプみたいなんですよね。

今回の物はカールしてないコードなので空関係の人から




Angel Thunder 2015からKampfretter。これは無線機ごと借りてる可能性もありますが。





EG MeS(マザリシャリフ飛行隊)からCSARな方。

階級章にDoppelschwinge(ウィングマーク)がないので陸の方からやってきた人員かもしれませんね。

EG MeS自体が陸と空のタスクフォースらしいので。





COMTAC2の方はXPが多数派なBW中、私物ライクな人やFAC/JTACあたりで散見されます。

(その中にコム3やXSなんかが混ざってたりしてなかなか怪奇なBWのヘッドセット事情)

尤も航空誘導系はデュアルヘッドセットだったりハンドマイク併用だったりで、
今回のような組み合わせはあまり見かけることはないでしょうね。

無線2個持ちの隊長なんかもPTT2個持ちで済ませたりするので、
デュアルPTTはすごく狭い隙間を狙ったアイテムとなります。


カールコードに改造するのも勿体ないのでCSAR周りで使うことにしましょう。

となるとやっぱりXPを……



Tschüs!!

  
タグ :PeltorPTT

Posted by Nekotin at 21:47Comments(2)ブンデス通信機器

2015年12月19日

Santa Close Protection



もうすぐクリスマスですね!!

きっと世の装備クラスタどもは自分へのクリスマスプレゼントにわくわく、胸を躍らせていることでしょう。


しかし何かと物騒な昨今の世界情勢、

サンタさんは無事にプレゼントを届ける事が出来るのでしょうか?


不安に思って調べてみるとBWにサンタ警護の専門部隊が存在することが分かりました。

その名も、

“Santa Claus Protection Team”

任務の性質上Feldjäger(憲兵)Close Protection Team(CPT)が中心となって活動しているようですね。



参考資料


CPTに所属するPersonenschützer(ボディガード)は国内外にて主に指揮官や軍幹部を警護します。

今回はそんなPersonenschutzなアイテムを取り上げてみましょう。



BLACKHAWK OMEGA Cross Draw Vest




オメガシリーズのホルスター&ピストルマグポ付モデルですね。

その他M4/M16マグポ×3とユーティリティ、コンパスポーチが付属(というか縫い付け)。







背中はALICE規格でしょうか。

サイドの編み上げがセクシー、エロい。







最大の特徴であるクロスドロウホルスターは中型オート向けなのか、
大型拳銃だとキツイかファステックスが閉まらない……

とりあえずPersonenschützerらしくP7を挿してますがこれはOK




BLACKHAWKのベストは憲兵においてはファランクスやオメガEODモデルも確認できましたが、
任務に応じて支給されるモデルが違うのかもしれません。

CPTではこのクロスドロウモデルがISAF派遣前半(04年前後?)で用いられています。



2004年クンドゥズのCPT

ショルダーパッドのデザインが異なるのが少々残念ですが、まぁ生産時期の違いでしょうね。

マグポのフラップにも差異がみられる場合もあるのですがこの辺は誤差と言うことで……。


MP7導入前らしくMP5Kですね。ホルスターにはP7を。


G36KA1とかでも良いのですがマグポがM4マグ1本用なので(お察しください)







UMPタイプストックじゃないのが悔しい。

あと憲兵の場合ロアフレームは旧型なんですよね。

それからP7はP7M8で…………サンタさん頼む



あ、腕章忘れた




  

Posted by Nekotin at 18:12Comments(0)ブンデスナイロンベスト