2020年05月22日
SEM52SLポーチ
無線機器関係のあれば捗るアイテムです。
ストラップ付のSEM52SL用ポーチを入手。
ポーチだけ持っててストラップは未入手だったんですよね。
このストラップが無いとポーチがあまり活きてこないんです。
マニュアルより。4番でたすき掛けに、3番でベルトに接続し安定させます。
SEM52SL用ポーチは古いOD素材のものもありますが使用例は未確認。
なんともいえない画力ですがマニュアルから図解。
なんの装備を想定したらこの絵になるんでしょうか。
マニュアルに倣えばこのような使いかたになります。
ベルト用ストラップはあまり使われないようですが。
09年(左)と97年(右)の比較。ですがよく見るとNSNが異なっています。
いったい何に起因する違いなんでしょうか。表面的には全く同じもの。
さて運用方法はその時々によって様々です。
こちらはゆるゆるなたすき掛け方式での携行。
本来はこのように胸の前に持ってくるものですが……
SEMが重いのであえて重力に逆らわない手法をとっているんでしょうか。
ここまでくるとショルダーバッグ感覚です。
Tschüs!!
タグ :SEM52SL
2018年11月25日
ELNO H-295A
また記憶の曖昧なおじいちゃんみたいに同じものを買う……
よく知られたELNO H-295Aですね。今回はケーブルとのセットです。
以前買ったもの(→)と同じものですね。
左右組み換え可能なんですが今回のは来たまま右側用にしています。
イヤカップカバーも付属してました。遮音用でしょうかね。
すっと嵌める感じです。蒸れそう。
今回本命のケーブル類。SEM52SL用のNF10コネクタとPTTスイッチです。
TK5でも同じこと思いましたがPTTのケーブルこんなに細くて大丈夫なのか。
おなじみ(?)LEMOコネクタです。SEM接続用は5ピン。
PTT接続用は2ピンでした。
LEMOといえば自動ロック付の高級コネクタなわけですが、
どうしても華奢な印象で付け外しに慎重になっちゃいますね。
おまけ感覚で付いてきたキットバッグ。本当にこのバッグで支給されるんでしょうか。
PTTはケーブルを遡上して本体にくっ付いていることも。
パラシュート補修テープでまとめるといかにもな雰囲気に。
FschJgBtl313の2010年派遣チームから。828ヘルムとの組み合わせが個人的にお気に入り。
FschJgBtl373の2010年派遣チームから。
ヘッドバンドが置き換えられていますが、本当に使いにくいんですよ。
奥側の人に至ってはイヤカップまで外しちゃってます。
もともとモノがあまり品質よくなさそうなんですよね……
イヤーカップの様子がわかります。PTTはH-267用でもう無茶苦茶。
Tschüs!!
タグ :ELNO
2018年08月15日
Ceotronics Sprechsatz
BWおよび独LEではお馴染みのメーカ、CeoTronics社のヘルメットマウント型ヘッドセット
商品名などは特にないようですがここではHör / Sprechsystemの略としてHSSと呼びます。
ヘルメットの縁にマウントするためのデザイン。B826用に設計されています。
ヘルメットの縁をクランプして取り付け。左右スピーカーでNSNが異なります。
取説によるとマイクの左右切り替えが可能ですが誰もやっていない様子。
実際にマウントした写真は撮り忘れたので使用例から。どちらも1999年頃のKFORの様子。
(左のフォトは血の日曜日事件の際に撮られたもののようです)
ちょうど90年代末頃に登場したものと思われます。
クッション部分はベルクロで取り外し可能。ちょっとコンパクトに。
H-267ヘッドセット用のPTTに接続して使用します。
ここからさらにSEM52SLや車内無線機につながるわけです。
付いてきた。この手のアイテムには取説が付属すると助かりますね。
1999年、ユーゴスラヴィア~マケドニア間国境のパトロールの様子から。
H-280などと違いヘルメットと併用できるので頻繁に下車する歩兵には有利でしょう。
着用はしていますがSEM52へはつながっていません。車内無線用として利用していたのでしょう。
思うにKFORではこのように車内無線用という立ち位置が多かったのではないでしょうか。
陸軍特殊部隊でも見られます。決まってXTS3000を使用していますが、ここらでいろいろ模索があったのでは?
おそらくHSSを改造してFL4-DKSKへ接続、TK5へ分配しつつNF10対応のコネクタでXTSまで引いているはず。
使用例抜きにしてもかなり興味深いアイテムですが上手く使ってやりたいですね。
Tschüs!!
タグ :CeoTronics
2017年12月03日
コムカスタム
コミュニケーション機器といえば装備全体の印象を整える上で非常に重要です。
狙う装備によっては、まずそれらを使うか使わないかが問われてきますし、
必要であるならばどんなものを用いるのか、ある程度の吟味が求められます。
そうしたプロセスを経て高められた説得力には馬鹿に出来ないものがあり、
コミュニケーション機器さえ一定の考証の下にチョイスしているのであれば、
他の装備が多少不満足であっても概ね差し支えないと言ってもよいでしょう。
というようなことを(たとえ適当に思い付いた駄文であっても)はじめに書いておけば、
今回扱うアイテムがそれなりにハイバリューなんだなということが察せると思います。
Peltor COMTAC BWカスタム
大仰なフレキシブルマイクが特徴として知られています。
それを除けば…………まぁ普通のコムタック2ですね。
(ラベルは剥がされていましたが型式はMT15H69FB-T5179でコム2系のはず)
ダイナミックマイクなので表側にも穴が開いています。
マイクといえば用途や環境によって適した様式があるものと思いますが、
この場合は一体どんな意図でわざわざカスタムを加えたんでしょうか。
防水性能とか耐騒音性でしょうかね?
コムタック以前に使われていたサウンドトラップのマイクとほぼ同じな様子。
サントラでの実績が関係しているのかも。
中身の構造もマイク基部以外とくに変わったところはなさそう。
回路が微妙に変わってるだとかだともう確かめようがないんですが。
ボタンはそもそもいくつかバリエーションがあるのであまり関係なさそう。
後ろのマイク端子は名残としてそのまま残っているんですよね。
これで陸特のコミュニケーションキットが一つながりに。
我ながらこの意識の低さでよくここまで集めたものです。
前にもいってるんですがMBITRをもうちょっと良くしたい。
使用例張るまでもないと思いますが一応ね。
登場したのは2000年代中ごろ(07年前後?)。
XTS3000と併用していた年代ですね。
海軍特殊部隊でもTASC系ヘッドセットに混じって見ることができます。
こっちはイヤマフとしての機能も持っているので兼ね合いがあるんでしょう。
コイル部の首が弱いのかよくテープが巻かれているのも特徴か。
空挺のFschSpezZgから。特殊部隊との絡みってわけではなさそうです。
MBITRのキットと一緒に引き渡されたのかもしれませんね。
現在の陸軍特殊部隊ではXP(XPI)に切り替わってしまっているんですが、
やはりちょっと古めのGen3プレキャリ黄金期を狙う際には必須ですね。
(サントラでもOKなんですが)
一つ頭周りのハードルを越えられたので次の大きな買い物はAPHかな。
Tschüs!!
2017年04月09日
ぺるたそ~~~
ま~たPeltorのPTTか~本当PelterのPTT好きな~、と言われそうで言われなさそうですが。
SEM52SL対応品です。
現役隊員(263er)の個人ショップからの品物。
型式的にはスタンダードタイプがベースなんですね。
Peltor純正SEM52対応品だと「FL50-DSEM52~」といった型式になるようですが、
そうでないということは特注生産によるものかショップカスタム品ということに……?
NF10(10ピン)コネクタなのでNF7のSEM52Sには非対応となります。
使用のイメージとしてKSKの写真集にも写っていた人。
26系EGB装備を進展させるために入手したんですがそもそも彼らは並列配線なのね。
その上263EGBだとトグルスイッチ付まで見ますしね……また沼に入っちゃったか……
Gen4と合わせたイメージにペシュメルガ支援の261から。
やっぱり並列。こっちはFschSpezZgっぽいですよね。
31系EGBの1人1個XTS携行とは違って26系だと歩兵部隊よろしく分隊に2個のSEMといった様子ですし。
各員がSEMを携行するならFschSpezZgってことになるんでしょうね。
直列は珍しいんですがこの人がいたか(プルツェルさん?)
第26旅団用に買ったPTTがなぜ4./313で見つかるのか……
う~ん並列に組み替えてもいいんですけど現役隊員が卸した品物ってことで、
文化的(?)資料的にもなかなか価値のあるものなので勿体ないんですよね。
背中ついでにLadungstasche Gen.1(チャージポーチ)
中の昆布っぽいものはフレキシブルリニアチャージ(※)のつもり……
(※こういうアレ)
せっかくなのでGen.4の例で、261EGB中隊、2013年のコリブリから。
分隊に2人程いるブリーチ担当者が背中に付けておくようです。
313EGBからも。……今回は313が横槍を入れてくるな。
分隊に2個支給らしいですがそんなに頻繁には見かけませんね。
Tschüs!!