2017年12月17日
刃物アレルギー再び
以前取り上げたKM2000のラバーレプリカのためにシースとホルダーを調達。
まさか都合よく本体抜きで出てるわけないよなぁとおもいきや、ありました。
ホルダーさえあればどんな装備にも無理なく取り付け可能になるわけです。
下が本物。ラバーレプリカの方はわずかに小ぶりです。
鞘本体は樹脂(PA6?)で鯉口は金属で補強されています。
銀色に光っている四角形はダイヤモンドシャープナー。
鯉口からは板バネの鞘走り止めがみえます。
入っ
ちゃっ……
たぁ!
(ラバー刀身が)太すぎるッピ!
多少きつめなのは刃厚のせいかゴム素材のせいか。
抜き差しには困らない程度なので飾りとしては十分。
ホルダー裏面はMOLLE対応。
S95系アダプタを噛ませれば応用範囲も広がります。
シースとホルダーはドットボタンでジョイントします。
これでよく見る形になるわけですね。
実物本体はいろいろとおっかないのでこれはこれである意味理想形です。
さてホルダーのおかげでMOLLEやS95系ならどこでも装着可能になりました。
モダンなプレキャリにゴツめのナイフってのもアツいですね。
こんなさりげない配置でユーティリティっぽさも演出できるようになります。
IdZの一部を構成するだけあって5fb系IdZ装備とも相性が良さそうです。
刃物という物は危なっかしいだけになかなか装備に取り入れづらい所があるかと思いますが、
このKM2000は安全な小物として様々なシチュエーションで役立ってくれそうですね。
Tschüs!!
タグ :KM2000
2017年12月03日
コムカスタム
コミュニケーション機器といえば装備全体の印象を整える上で非常に重要です。
狙う装備によっては、まずそれらを使うか使わないかが問われてきますし、
必要であるならばどんなものを用いるのか、ある程度の吟味が求められます。
そうしたプロセスを経て高められた説得力には馬鹿に出来ないものがあり、
コミュニケーション機器さえ一定の考証の下にチョイスしているのであれば、
他の装備が多少不満足であっても概ね差し支えないと言ってもよいでしょう。
というようなことを(たとえ適当に思い付いた駄文であっても)はじめに書いておけば、
今回扱うアイテムがそれなりにハイバリューなんだなということが察せると思います。
Peltor COMTAC BWカスタム
大仰なフレキシブルマイクが特徴として知られています。
それを除けば…………まぁ普通のコムタック2ですね。
(ラベルは剥がされていましたが型式はMT15H69FB-T5179でコム2系のはず)
ダイナミックマイクなので表側にも穴が開いています。
マイクといえば用途や環境によって適した様式があるものと思いますが、
この場合は一体どんな意図でわざわざカスタムを加えたんでしょうか。
防水性能とか耐騒音性でしょうかね?
コムタック以前に使われていたサウンドトラップのマイクとほぼ同じな様子。
サントラでの実績が関係しているのかも。
中身の構造もマイク基部以外とくに変わったところはなさそう。
回路が微妙に変わってるだとかだともう確かめようがないんですが。
ボタンはそもそもいくつかバリエーションがあるのであまり関係なさそう。
後ろのマイク端子は名残としてそのまま残っているんですよね。
これで陸特のコミュニケーションキットが一つながりに。
我ながらこの意識の低さでよくここまで集めたものです。
前にもいってるんですがMBITRをもうちょっと良くしたい。
使用例張るまでもないと思いますが一応ね。
登場したのは2000年代中ごろ(07年前後?)。
XTS3000と併用していた年代ですね。
海軍特殊部隊でもTASC系ヘッドセットに混じって見ることができます。
こっちはイヤマフとしての機能も持っているので兼ね合いがあるんでしょう。
コイル部の首が弱いのかよくテープが巻かれているのも特徴か。
空挺のFschSpezZgから。特殊部隊との絡みってわけではなさそうです。
MBITRのキットと一緒に引き渡されたのかもしれませんね。
現在の陸軍特殊部隊ではXP(XPI)に切り替わってしまっているんですが、
やはりちょっと古めのGen3プレキャリ黄金期を狙う際には必須ですね。
(サントラでもOKなんですが)
一つ頭周りのハードルを越えられたので次の大きな買い物はAPHかな。
Tschüs!!