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Posted by ミリタリーブログ at

2017年02月26日

Walther Black Tac




BWでワルサーといえばP1ピストル、なんですが今回は刃物ネタです。

といってもいつものように本体はオマケというパターン……








安価なラインの割にしっかりした化粧箱に入ってきます。
プラモみたいなもんで箱(の側面)を見てるのが楽しい段階。








今更ですがブラックタックという折り畳みモデルです。心底どうでもいいんですよね本体。

ブラックタックプロだとかレスキュープロだとかこの種のラインナップは数種ありますが、
結局のところ欲しいのはそれを納めるポーチなので一番安いやつで雑に済まします。
ポーチはどれでも同じようなので。








セールスポイントにもなっている携行用クリップですが活用すると軽犯罪法でしょっ引かれそう。
リムーバブルクリップを謳ってるわりにトルクスネジだったりと絶妙に面倒な存在となってます。








ブレードは片手で展開可能。軸がゆるゆるなので楽に開きます。
刃はなまくらですので研がないと使えない仕様(?)








SUS440という刃物としては一般的なステンレスが使われてるみたいです。
波刃はとりあえず付けとけって感じですかね。全体的にツールっぽい印象。








中国製です。こういうアイテムとしては普通ですよね。
まぁアンゴラ製とかナミビア製とかだったら逆にびっくりです。








柄の端にはガラスブレーカが備わってます。痛そう。







本命のポーチ。まれによくみる……というのも印象は強いんですが探すと特段沢山見るわけでない感じ。

固めのつくりでどこか革製ポーチに通じるレトロな風合い。








裏側にはベルトループと使いどころのわからない横向きのテープ。
MOLLE規格には対応してませんし、マリスクリップも適合しません。

ランヤードも付属。これにもワルサー印が入ってます。








黒いポーチって視認性が高いので目立ちます。ワルサーロゴも分かりやすい。

良いデザインは変わらないということなのか、古めかしいながらも由緒ある印象で、
現用の尖った装備と合わせるとほど良いバランスのミスマッチ感を狙えます。






やたら目を引くという点ではやっぱりワンポイント的な要素が強いですね。
警察官のベルトに付いてるポーチみたいでちょっと官能的なところも魅力。








トップの画像はこの一部。LLBrig31系EGBコンセプトでまとめたもの。
直接身に付けるものもありますがこれらをプレキャリのユーティリティに収納するのは困難。
(医療品系は右の大型ユーティリティにまとめるのでこれは除外するにしても)

ポーチの供給が不十分だったと思しき11~12年頃は個人調達らしきポーチが沢山見られたり。
故にアイテム付属のポーチを腰回りに付けるとよりそれっぽい雰囲気が得られると思います。





Tschüs!!
  

Posted by Nekotin at 15:24Comments(0)ブンデス小物

2017年02月19日

BW P8 H&K/TANAKA





昨年の年末頃のことと記憶しているが、ツイッターにて信じがたいニュースを知った。
タナカがP8をモデルガンとして、それも特徴的な樹脂弾倉付で販売しようというのだ。

まさかと思ったものの、あの「タナカ」のことであるから全くありえないことではないのではと
タイムラインが一瞬にして歓喜と期待の声で沸きたつ様子は、やはり衝撃的なものであった。


実際に手に取ってみて改めて衝撃を受けた。

やはりタナカはこうでなくてはというベンチャー精神を、
何一つ迷うことなく発揮しているモデルであったからだ。






箱はH&K本社のグレイルームにあやかってかシンプルなグレー調の装丁だ。
余計なデザインを取り入れない姿勢に自社商品に対する自信を感じとれる。







USPのモデルガンですでに実績をつくっているタナカだけに外観に破綻はない。
曲線の少ない直線的なスライドのデザインはいかにも生産性が高そうに見える。







ポリマーフレーム然としたざらつきのあるグリップはシンプルながら力強い印象。






ガバリと大きく開放された排莢孔はモデルガンの一番の魅力となる部分と言っていいだろう。
ダミーカートを持っていれば鈍い光をもって顔をのぞかせる9mm弾をお見せできたのに残念。







デコッキングレバーを兼ねるセイフティレバーはもちろんそれらの機能をきちんと果たす。
個体差によるものなのかセーフポジションからファイヤポジションへの動きが非常に固い。

デコッキングオンリーのP8C(Combat)にはF/Sの文字が無いためここで判別出来る。







ブリーチ、エキストラクターを保持するスプリングピンはモールドで誤魔化されてはいない。
まさに「見るスパイス」であり、模型としての手ごたえを感じる部分だ。







銃口と言えばあまり見る機会はないのだがモデルガンと分かるようにバーがインサートされている。
ライフリングはポリゴナルなのか、そうでないのかちょっと判定できない……
(P8のライフリングはUSPと異なりポリゴナルではない)

サイトはドットが前方に抜けているタイプで、過去のガスブロP8もこの手のものであった。
P8A1のナイトサイトの再現か、それともP8にもこのパターンがあるのか良く分からない。







スライドの刻印はニトロプルーフマークやプルーフハウスマークの無いもの。
四角い刻印はBWBによる調達を示すマーク。97は製造年を表す数字だろうか。
20164は個体への割り当て番号だと想像できる。







フレームにうっすら浮かんでいるのはドイツのニトロプルーフマークだ。
画像からは全く分からないがNの上に象られているのはアドラーである。

余談だが最近のニトロプルーフマークはNの上にCIPと書かれているとか。







ポリマーフレーム銃器の定番となった金属プレートも当然再現されている。






チャンバー部にもBWB調達印と、やはり個体識別番号であろうか。

フレームには堂々たるMade In Germanyの文字が。
ちなみにトイガンとしての刻印は表面上には一切ない。







ガスブロと比較してみよう。パッ見にはそう変わらない。流用している部品も多いかもしれない。






ガスブロの刻印。P8から9mm~にかけては刻印が無いタイプ。
その代りスライドストップ上にニトロプルーフ、製造年(英字2文字※)、プルーフハウスマークが印される。


(※タナカのTAなのか、これでは製造年刻印としての意味をなさない)

スライドの刻印について連邦軍ではどちらのパターンも確認できる。






ガスブロのチャンバーにはニトロプルーフマークがある。
スライドにはマグナブローバックのライセンスを示すモンモンが……

フレームの刻印もMFG. TANAKA WORKS Made In Japanとなっている。







ある意味本体より期待が大きかったのではないだろうか、大きな特徴となる半透明の樹脂製弾倉。
ミリフォトから受ける印象より透明感はない(スプリングが透けて見えるほど)ものの雰囲気は抜群だ。







リップ部は金属の埋め込み成形で補強されている。先にラインナップされたUSPもこの手法なのだろうか。
実物も構造は似たようなものらしく樹脂成型構造でスプリングの圧を受け持っているということのようだ。







本体に挿せば見えない部分ではあるがやはりそこはモデルガン。
残弾確認孔も手を抜かず再現している。弾込めの喜びもひとしおだ。







とにかく目についたマガジンポーチに片っ端から収めてみよう。
これはこれまでのトイガンの弾倉では果たせなかった喜びである。







LHTのカイデックスインサートではこんな様子になる。
本当にマガジンポーチに収容できるか不安なので試してはいない。







IdZマグポも本来の役割(に近いこと)を果たせて喜んでいるように見える。






BHI Serpaへの収納も難なく行える。ドロウもスムーズだ。






Lv.3でも別段問題ない。ちょっときつく感じたが調整の範囲で何とかなるはず。






KSKベスト付属のホルスター。なんと弾倉を入れるとポーチのふたが閉まらない。
真ん中だけは辛うじて閉じたものの、実はマガジンポーチではないのかもしれない……




連邦軍装備を進める人にとってP8はどこか超越した存在だ。

USPでは役者不足なのである。タナカがガスブロP8をラインナップして以来、実質選択肢はないからだ。
弾が出ようが出まいが、P8という最良の選択がある以上はみなそれを手にするものと決まっている。

模型的な最適解であるモデルガンが世に出されたとなれば彼らに売れないわけがないわけだ。
どうせ弾は出ないのだし難しく考える必要はない。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

銃の記事だし銃器雑誌ぽい言い回しでいきたかったけど普通に難しかったね。


さて、発火レポート……はビビりなのでやらない。

フィールドストリッピングもビビりなのでやらない。


そういうブログ……


Tschüs!!

  
タグ :P8教

Posted by Nekotin at 15:00Comments(0)ブンデス兵器

2017年02月04日

Kabelのこと





買ったままほったらかしてたH-280をいよいよ無線機に繋ぐことに。






念願かなって車両用ヘッドセットとのカップリングが可能なNF10系コネクタを入手したってわけですよ。

この辺りのコネクタやケーブルはサードパーティが無数に販売しているようで外観も機能もいろいろ。
個人製作じみた商品もあったりして詳細な事情を把握してるのは専門のマニアぐらいなもんでしょう。







H55ハンドセットなどにも見られるNF10(=10ピン)コネクタ。SEM52SLやSEM70に対応するもの。

ペルター系やTEA系などなんでもそうですがこのNF10仕様のPTTがあると無線機周辺が捗ります。
ただやたら希少だったり高価だったりと、相変わらず手が出せないでいるのが無念でありますが……







PTTでも何でもないただの仲介ケーブルなので面白みに欠けますが……まぁ見たままですよね……
しかし繋がっているという事実が大事なんです。装備の陰に隠して「繋げたフリ」からはもうおさらば。

(SEM52はイミテーションモデル)







75Tac OMEGAによる装甲擲弾兵コンセプトに当てはめてみます。なかなかいいじゃないの……
乗車時は車内のケーブルに接続して下車後は携行するSEM52に接続するという使い方ですね。







カプラーで接続するのでCVCヘルにも使用可能という例。

正直型式なんて確認してませんがどちらかというと重視されるのは体裁ですので繋がってりゃOKです。
(ぶっちゃけケーブルなんてどこに繋がってるかもわかってないことがほとんどよ☆)







H-280でなくてもこのケーブルがあると適当なヘッドセットを改造してSEMに繋げるのですごく便利(なはず)。
H-267のPTTを改造してペルタープラグ対応にすればコムタックやSordinなんかにも使いまわせますしね。




Tschüs!!

  

Posted by Nekotin at 20:48Comments(0)ブンデス通信機器