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Posted by ミリタリーブログ at

2016年08月27日

ガーミーンミンミン(迫真)



今回はナビゲーションアイテムです。




GARMIN GPSmap 60

お安く買ったのでCSでもCSxでもない無印です。

分隊長やチームリーダー向けなGPSですね。これが無いと部隊を動かせない……
GPSmap 60/62シリーズはJFSTなどの航空誘導部隊、特殊部隊でも見かけます。







背を向けた姿で見かけることが多いかもしれません。
アンテナ部分にはメイドインタイワンとあります。







後継機とは違ってモノクロです。幼少のころ遊んだゲームボーイを思い出したり……
日本語非対応で各種欧州の言語を選択できます。早速独語に設定変更。

それはそれとしてもう10年以上前に登場した機種なんですよねこれ……







室内では人工衛星をキャッチできないので唐突に外へ出ます。
GPSなので3個以上の人工衛星を補足する必要があるんですよね。
(黒塗りが補足できた人工衛星)







移動速度、移動方向、高度、時刻がこのように表示されます。
時計機能もGPSに依存していて自分で設定することはできません。

画面下側はナビ用の地図らしいんですが未設定ゆえか田舎ゆえか何もないです。



ジャンク品として購入したんですがGPSとしての機能が生きてるようなので少し実用してみようかと。







使用の様子はアンテナの形状からして60シリーズだなと思えるものからチョイス。
画像はFschJgRgt26のFschSpezZg隊員。ブラックダイアモンドの端末と併用。






FschJgBtl313のJFSTから。ごちゃごちゃ感が素晴らしいと思います(語彙)。






特殊部隊の装備分解動画から。
ユーティリティからGPS、モトローラのバッテリー、レーザーレンジファインダーターゲットマーカーと出てきます。






Tschüs!!
  
タグ :GPSGarmin

Posted by Nekotin at 20:04Comments(0)ブンデス小物

2016年08月13日

nSAKしぐさ 3

G36編P8編とnSAKしぐさをまとめてまいりましたが今回は補足的な部分を。


▲nSAKしぐさ ~MG3編~

※G36編が基本となるのでそちらを先にお読みください。



・MG3のPSK
1.安全装置の確認
2.アモベルトの確認(アモベルトボックス又はアモベルトドラム)
3.照準器
4.マズル(リコイルブースタ)の確認


~~~~~~~~~~

・Anschläge(射撃姿勢)
射撃姿勢については次の通りです。基本的にバイポッドの使用が前提となります。

・Liegend(伏射)
MG3の後ろで伏せます。このとき体の中心線とMG3は一直線をなします。右手はグリップを握り、銃床を肩に引き付けます。
左手は銃床を下から支え銃身が水平を保つようにします。
安全装置の解除は射撃の直前に右手親指で行います。






・Kampfstand(戦闘用掩体)
遮蔽物の上に依託したうえでの立射となります。しっかりとした足場を確保する必要があることと、肘を依託物に預けるのがポイント。






・Anschlag kniend hinter einer Deckung(遮蔽物を利用した膝射)
遮蔽物に依託した上で膝を付いたとき、左膝と左肘はくっ付きます(G36同様直に接することはない)。


画像は2脚を使うとき(A)とそうでないとき(B)



これらの射撃法では基本的に左手は銃床を支えます。
立射や膝射の様子からMGの射撃においては依託と遮蔽が非常に重要であると分かりますね。

また極めて例外的な射撃法として次のものがあります。

・Hüftanschlag(腰だめ撃ち)
例外的に、移動中にごく近い距離で敵に遭遇した場合、腰だめ撃ちで対処することがあります。
この撃ち方では左足を前に出し体重をかけ、右足で反動をこらえます。







~~~~~~~~~~

▲nSAKしぐさ ~MP7編~


・MP7のPSK

A:弾倉の状態を確認
B:コッキングハンドルを引き、薬室を確認
C:照準器に汚れや異常がないか確認
D:銃口につまりや汚れがないか確認




~~~~~~~~~~

・Nachladen(装填)
基本原理はG36と同じです。


~~~~~~~~~~

・Anschläge (射撃姿勢)
基本原理はG36と同じであるが銃床を収納した状態での射撃が可能です。


画像はストックを展開した状態(A)と収納した状態(B)、伏射(C)



~~~~~~~~~~

・Bereitschaftshaltungen (準備姿勢)
基本原理はG36と同じで、3つの姿勢があります。



A:Patrouillenstellung(哨戒姿勢)
B:Kontaktstellung(接敵姿勢)
C:Einsatzstellung(突入姿勢)



~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~

MGとMPについてもまとめたのでここで各射撃モードについて見てみましょう。

射撃には次の種類(モード)があります。

− Einzelfeuer (EF)
単射です。この場合は50mから300m先のはっきり視認できる標的に対して用いられます。レートは5秒間に1発程度。

− schnelles Einzelfeuer (SEF)
高速単射。SEFはEFが効果的でなかった場合や300mまでの辛うじて視認できる標的、500mまでのはっきり視認できる標的、移動している標的に対して用いられます。毎秒1~2発の射撃レートで5発発射。

− Doppelschuss (DS)
ダブルタップです。これは50mまでの標的に対し効果的です。射撃レートは標的までの距離、標的の大きさによって変動します。

− kurze Feuerstöße
あえて訳すならショートバースト。3~5発程度の短い連射は30mまでの至近距離において、主にMPを使う際や市街戦などの状況で用いられます。

− lange Feuerstöße
ロングバースト、というか普通の連射。これはばらつきが大きいためラフェッテ搭載射撃(das Schießen mit lafettierten Waffen)にのみ適しています。




~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~

さらにnSAKしぐさを追及されたい方はT-Scheibeと呼ばれるマンターゲットを用意すると良いでしょう。
T-Scheibeと呼ばれるものとしては次の2種類が確認できました。


有効と思われるゾーンから順にABCDと割り振られているのだと思われます。


射手は的の前に立ち„Klar zum Gefecht“の号令がかかったら銃をロードします。
どれぐらいの距離でどのような射撃プロセスをとるかはプログラム化されており、指定された準備姿勢から「Bゾーンに6発、Cゾーンに3発」といった形でコマンドを受け„Feuer“の号令の後、射撃を開始します。




参考動画として公式チャンネルから下士官候補(UA/FA)の様子を。
冒頭でT-Scheibeを利用した射撃訓練を見ることが出来ます。
(左右、後方確認の動作も要チェック)





憲兵CPTから。T-Scheibeとは異なるマンターゲットが見られます。





Tschüs!!

  

Posted by Nekotin at 20:50Comments(0)ドイツ連邦軍

2016年08月06日

ドッペルデッカー



久々のLindnerhofネタ



Gen.5プレキャリキットにも含まれるダブルデッカーマグポ、

その名も"G36 Einzelmagazintasche mit Pistolenmagazintasche"


ショップにもカタログにもない、ちょっと珍しいナイロンですが今回は新旧(?)2種類を入手できました。
(左=12年民生?ASD-Nr記入欄付:右=14年タグ黒塗り放出)







どちらもタブ付きのパルス仕様となっています。
言うまでもなくマリスクリップより着脱が容易に。






12年モデルのタグ。ASD-Nr自由書き込み状態となっていますが官給品とのタグ共通化計画でもあったんでしょうかね。






5fb生地は同じ物のようですがナイロンテープ、ベルクロ、エラスティックが若干異なっています。
構造上の違いはピストルマグポのエラスティックの有無でしょう。右がエラスティック付14年モデル。







個人的な初見は14年ILÜのフェルンシュペア。ライトタイプリグに取り付け。

この時は完全に正体不明なポーチでしたね、辛うじてLHTっぽいということぐらいで。
Gen.5PCもまだ珍しかった頃でキットに含まれている物だとは思いもよらず……

このポーチは陸海特殊部隊、空挺EGBでも見られるのでキットの内容はほぼ変わらないのかも。
使用例として見られるのはいずれもピストルマグポにエラスティックが付いたタイプですね。




ついでにもう一つパルスネタを



こちらもGen.5キットに含まれるフラバン/40mmシングルポーチです。
シングルはショップにもカタログに載ってないんですよね、ダブルはあるのに。

面積的にほとんど分からないんですが一応5fb柄です……






例によって黒塗り~

小さい割に目立つポーチなので上手く活用していきたいですね。





……




その前にGen.5プレキャリ本体買わないとね、WTB




Tschüs!!
  
タグ :Lindnerhof

Posted by Nekotin at 14:03Comments(0)LHTナイロン