2015年07月28日
ナイロンハンドカフ
キャプチャした捕虜や容疑者を縛り上げるアイテム。
俗に言うタイラップのSM特化型みたいな感じ。
(SMと言えば「鼻フック」の検索からこのブログに訪れた方もいるんですよ……)
サファリランド製の白黒2種を入手。BWではどちらでもOK。
(白い方には“MONADNOCK”とモールドされていますがこれもサファリランドのブランドの1つ)
主にダイレクトアクションなんかで用いられているのでプレキャリの飾りにでも。
この手のハンドカフだとモールテープにねじ込んでの携行がほとんどですね。
右の隊員のように普通のナイロンバンドを丸めて~というのもアリなんですが、
ナイロンハンドカフと比べると少数派。
ユーティリティのテープに挿すとそれらしく見えるかも。
大体このパターンなんですよね。
「携行するのは1個だけでいいのか?」なんてことを知人と議論したことがあるんですが、
ISTCでの訓練画像を見たところだとチームの全員に対し1~2個が割り当てられているような感じ。
ISTCでの訓練。13年と14年から。
マックスカフも見られますね。CRC部隊では黒いマックスカフが使われていたような……
臨検隊ではASPの黄色いやつが用いられていましたね。
んで、バンドの挿し込みの向きが逆なのは訓練のため……? この状態ではロック出来ないので……
(でもこういう粋なポイントはすぐ真似するんだぜ)
Tschüs!!
2015年07月26日
ブンデスダンプポーチ
今回はドレーゲルM2000用ガスマスクバッグについて(タイトル詐欺)
中身はありません……。中の人などいない……。
S95系アダプターと迷彩柄を除けば基本的な構造はM65ガスマスクバッグと変わらないかもしれません。
(M65用を持っていないのでなんともアレですが)
M2000ガスマスク自体は90年代後半から00年代前半にかけて製造されたようですが、このバッグは04年製。
内側はゴムひき。M2000本体ほかF2000フィルターやアクセサリー類、除染キット等を収納。
内側の長細いポケットはハイドレーションチューブでも入れるんでしょうかね。
入れ口はゴムのタブで閉じられていて、これを引けば瞬時に開くことが出来ます。
S95系アダプターを利用して肩掛けタイプに変更することも可能。
ベルトに付けると大分スペースとるんですよねー。
本来の用途と全く関係ないのですが入れ口が大きく開き、形がしっかり維持されるので、
ダンプポーチの代用として非常に優秀なアイテムなんじゃないかと思います。
(S95の雑納がダンプ代わりにされているのは見るんですががガスマスクバッグの方は……)
Tschüs!!
2015年07月24日
イタリアンブンデスギア(意味不明)
ちょっとしたブンデスナイロンネタなどいかがでしょう(唐突)
バァーン
イタリアじゃねーか!
そうだよ、だってタイトルにもそう書いてあるもん(ヽ´ω`)
注目していただきたいのはプレキャリの方なんですが、
実はこれZentauronのプロトタイプなんですって。
新型プレキャリをリリースしたばかりで最近何かと話題(?)のZentauronですが、
いやーこんなところから出てくるとは思いも付きませんでしたよフヒヒ
中の人はワッペンから見てCol Moschinみたいなんですがどうなんでしょうね。
(プレキャリは採用ではなくテストとのこと)
実際の所Zentauronの広報画像のようなので丸っと信用は出来ないのですが、
こういった形でのプロトタイプの公表は何か意味があるのでしょう。
聞くところによるとZentauronの新型プレキャリが某警察系特殊部隊に納品されていたり、
MG3 KWSの周辺装備品を担当する計画があったなどの話が出ていたり、
公的機関とのつながりが目立ってきているので今回のプロトタイプもかなり気になる品なんですよね……
このプレキャリの全容はZentauronのFacebookページに掲載されておりますので気になる方はチェック
Tschüs!!
2015年07月19日
BW的擲弾発射
当ブログではあまり取り扱うことのない兵器の類
(多くの装備系ブログも同じかと思いますが……)
今回はGraPi(=Granatpistole)やAG40-1などと呼ばれる40mmグレネードランチャーを扱ってみましょう。
そうですね、HK69(A1)です。このトイガンはCAWからモデルアップされたもの。
カンプピストル由来と思しきブレイクオープン機構が特徴で、ピストルタイプの割に大きく迫力を感じさせるスタイル。
ストックは3ポジション。90度捻ることによって伸縮させることができます。
この機構のおかげでボディアーマーの上からでも構えやすそう。
ハンマー周り。ストックチューブの直上にあるのがシングルアクションのハンマー。
その上に跨るようにして設置されているのがバレルのロッキングレバーです。
特徴的な可倒式サイト。350mまで飛ばすにはかなりの仰角が必要だと分かります。
標的が遠くなるにつれノッチが左へ偏移しているのが分かるかと思いますが、
これはライフリングによる回転の影響で弾が右にカーブ(※)していくため。
(※定偏などと呼ばれるものでプレセッション効果とポアソン効果により右回転なら右側へ、左回転なら左側へカーブします。古いライフルのタンジェントサイトやラダーサイトにも定偏補正が付いていたり)
根元には水平射撃および近距離用のフリップアップサイトが設けられています。
40mmグレネードランチャーのコンセプトは手榴弾と迫撃砲のギャップを埋めることで、
(BWでは1974年に)機関銃陣地や狙撃手の潜伏場所を丸ごと吹っ飛ばすために導入されました。
(一応対装甲戦闘も視野に入れられているようですが効果のほどははたして……)
~使用状況~
古いフォトは見つけにくいので最近の物から……。Feldberg2013から多分猟兵。
トリガーガードにタックリンクを付けて保持しているのですが、
装填は射撃の直前に行うようなので暴発の心配はないと思います……。
(P8でも見ますよね、トリガーガードにカラビナ……)
KFORから。CRCにも用いられるためコソボ界隈でもよく見られます。
専用のホルスター(キャリングケース?)が存在するので是非入手したいところ。
専用のスリングもあるんでしょうかね。
CRCではCSガスカートリッジやゴム製のインパクトカートリッジを用います。
攻撃用の破片榴弾や成形炸薬弾は40mmx46サイズなんですが、
CSガスカートリッジは40mmx123と長くなっていたり。
ジャンクという形での入手ではありますがこのパワフルな存在感には満足しています。
撮影会に向けてグレネードバンダリア等の周辺装備も揃えていきたいですね。
Tschüs!!
2015年07月15日
倫敦橋貿易
ミリブロに「今月の検索キーワード」をチェックできる機能があるんですが、
なぜかこのブログ“London Bridge Trading”の検索で今月5回も訪問されてるんですよね。
あるぇ、LBTに関する記事なんてあったかなと思ってブログ内検索をかけても出てこない……
どういうことだか分かりませんがせっかくなのでLBTの記事を捏造してみましょう。
~BWのLBT~
某ミリタリーコンサルの広告から。腰の後ろ、ブロウアウトポーチですね。
特殊部隊で何度か見たことがありますが、コンサル会社の関係かもしれませんね。
この辺の装備だとCryeの他Tactical Assault Gear(TAG)の使用も目立ちますがLBTはあまり見ないんです。
某コンサルがG36マグ向けポーチなんかをTAGに作らせたあたりLBT製品にもアレンジが入っていたりして……
特殊部隊周辺だと6094Aのスリックタイプや1961G(※)も少数見るんですが、
広報向けなのか個人調達なのかはっきりしない部分もあって変化球装備の域を出ない印象。
(※:イーグルのマルチパーパスという線もあるんですが関心が無いので区別がつきませぬ……)
JTACから。アリゾナで米国の影響を受けたのか分かりませんが米ナイロン率は比較的高いような気がします。
(JTACだとハイグラウンドギアのプレキャリなど変な物見れますし……)
6094自体がメジャーなナイロンギアということもありEGB Kräfteなんかでも発見できたり。
あとは何だろう、MAPとかかな(適当)
結局のところLBT製品はあんまりBW装備で活躍できるギアではないようですね。
上手く利用できれば良いアクセントになるかとも思います。
Tschüs!!
タグ :LBT