2013年10月09日

ブンデスなアーマー

第1回目の記念すべき記事であります。

最初の記事としてふさわしい、インパクトのあるアイテムといったらアーマーでしょう、とりあえず。


・Schutzweste ST
ブンデスなアーマー

おなじみSK1(レベル1)ソフトアーマーとSK4(レベル4)抗弾プレートを備えるドイツ連邦軍を代表するアーマーです。

この個体は首筋が擦れて痛くならない後期型。

配備は90年代後半ぐらいからでしょうかね。

海外派兵が盛んに行われるようになり兵士に対する脅威が増してきた頃の防弾対策として支給が始まったような印象です。

胸の前に3つのマガジンポーチがくっついているのでアーマーのくせして単体でサバゲに使えるという仕様。

マガジンポーチはベルクロとフラップの調整によってシングルでも2本連結していても仕舞うことが出来るという凝った造りで、本当にそこまでする意味があるのかわからないゲルマン魂を感じます。

背中にはSEM70などのマンパック無線を背負うための背嚢が縫い付けられております。

グローインアーマーがイケてるともダサいとも……





・Splitterschutzweste
ブンデスなアーマー

長い名前ですが単語を連結して1つの新造単語として扱うドイツ語の特性によるもので、なんということはない単なる防破ベストです。

種類としてはライフル弾に対抗するためのものではなく砲弾等の破片から身を守るためのアーマーです。

よくSK1などと言う名称で出回っていいて、比較的入手しやすいブンデスアーマーだといわれています。

80年代末、まだモールスキン戦闘服が使われていたころに配備が始まったそうで、この個体も89年製です。

最近でもちらほら見かけるような、見かけなくなったような……





・Schutzweste SK
ブンデスなアーマー

SK=Spezialkräfte=特殊部隊というだけあってKSKを始めとするブンデスの特殊な部隊で用いられています。

空挺部隊や憲兵などでも使用されているようです。

主にDSOという特殊部隊や空挺部隊を混ぜた師団に配備されるのでDSOアーマーとも呼ばれるそうです。

実物は入手が難しいそうで、こちらは海外製レプリカ。国内のブンデスな人々がこぞって購入したとか、しないとか。

背面左側に付いているのはハンディー無線用のポーチだそうで、SEM52なんかを入れておくのでしょうね。

左肩には無線の配線を取り回すためのものなのか長いチューブが縫われています。

胸や腹に縫われているスウェード調のループは何のためにあるのか。ホルスターを括りつけている画像を見た程度でさっぱり分かりません。

なぜか全面背面内貼りと3つの異なる柄(微妙な違いですが)の生地が用いられていてユニークです。



次回は戦闘服かロードキャリア―になるかと思います。




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