2015年01月03日

もりもりGen IV



長い間お見せしていなかったLindnerhof Taktik(LHT)のプレートキャリアGen IVですが、
先日某衝動買いの人にヒラキを取っていただきましたのでこの機会ですのでネタにしてしまいましょう。


もりもりGen IV
(P8は借り物)

ポーチレイアウトは主にEGB降下猟兵のプレキャリを参考にしています。
この辺は見た物を見たままに再現すれば何ということはないのですが、
多少の理論といいますか理由づけ(あるいは妄想)によってオリジナル要素を加えてあります。

自分だったらこうする」という点を含んでいるわけですので
これからプレキャリを組もうという方にはあまり参考にならないかもしれません……



もりもりGen IV
フロント部。ここは多くに人がそうしているように交換用弾倉のためのスペースとしています。
G36ダブルマグポを3つ連ねて一気に弾倉の携行数を増やしてもよいのですが
フロントはJPCのようなスッキリした印象に仕上げたかったので3連マグパネルを選定。

弾倉を押さえるためのコードを捩じっているのは空軍だかどこかのFACの真似。それなりに使いやすいと思います……

アクセントとしてCAT裾ゴムで括り付けております。
CATといえば肩パッドや医療品ポーチに設置されていることが多いのですが、
こうしたフロントのマグポへの取り付けもよく見られます。



もりもりGen IV
左カマーバンド。私は右利きですのでウィークハンドで操作する位置となります。
前方には2連ピストルマグポを設置していますが、
実際にプレキャリを着用した兵士のフォトを見てもこの位置にあることが多いです。
これはnSAKに基づいた配置なのではないでしょうか。

ピストルマグポの後方、カマーバンドの中間位置となる場所にはG36ダブルマグポを配しています。
本来の用法通り弾倉を2本入れても良いのですが、
ここではDM25やDM35、DM32などのスモークグレネードの収納を目的としています。

LHTはそれらスモークグレネードのための専用ポーチもラインナップしているのですが、
ダブルマグポであれば大体何でも入りそうなのでこちらを選定。
フラッシュバンには大きすぎるかと思いますがグレネード系であれば何を入れても良い、
状況によって使い分けるポーチとして位置付けています。

さらに後方、自分では操作することのできないスペースにはメディカルポーチを取り付けました。
自分が負傷した際に仲間に使ってもらうものなので後ろ側にあっても困りません。
EGB降下猟兵を例として見てもカマーバンドの後ろ側についていることが多いようです。

メディカルポーチはチームで取り付け位置を統一しているものと考えていましたが、そういうことでもないようです。
メディカルポーチであることがわかれば位置、形式、大きさは特に問われないようですね。
ここでは雑納ポーチを流用しました。
中身はおそらく何らかの規定があるものと思われますが(どのような医療品を備えておくか等)、
適当に米軍医療品を詰めています……、多分見せる機会はないので。



もりもりGen IV
反対側、右カマーバンド。前方には携行弾数増加のための2連マグパネル取りつけました。
EGB降下猟兵のプレキャリ装備における携行弾数には悩みましたが
ダイレクトアクションであれば見えるところに4、5本あれば良いであろうということで。

その後方には多用途ポーチを置きました。自分では開け閉めさえしにくい位置ですが仲間に出し入れしてもらえばOKです。
主に無線機の予備バッテリーの収納を想定しています(無線機も背中に収納されていて自分では操作できないので)。




もりもりGen IV
背面には先に述べたとおりモトローラの無線機(イミテーション)を設置しています。
LLBrig31のEGB隊員であればパーソナル無線としてこれを携行するようです。

ハイドレーションバッグやNVGポーチ、フラッシュバンポーチなど、
まだまだ取り付けるべきものがありそうですのでこのエリアは発展途上です。



今回のレイアウトの問題点として自分で操作できる位置に多用途ポーチが無いことが挙げられます。
コンパスやGPS、マルチツール、メモパッドなどは手の届くところに収納しておきたいものですが……。
何か丁度良いポーチを探さねばならないと思いつつも、
コンパスやGPSはわざわざポーチに収納しなくてもよいと思いますし(むき出しでOK)、
マルチツールも専用ポーチを設置してしまえば問題なし、メモ帳やペン、サイリウムなどの小さくて軽いものは
衣服のポケットにしまってしまえばポーチの増設も必要ないわけです。
(なるべく物を買わない方向へ…)


もりもりGen IV
プレキャリで運搬しきれない物やプレキャリに取り付けるのが不適だと思う物はベルトに移しました。
ダンプポーチ、DM51のためのグレネードポーチがそうですがこの辺りは好みの問題ですので。
実際の運用ではマルチツールポーチやフラッシュライトポーチなどもベルト周辺に見られます。
フラバンポーチやメディカルポーチ、ピストルマグポはベルトに取り付けることもできますが、
そういった場合にはMOLLEパッドがあった方が良さそうですね。





それではまたアップデートする機会がありましたら再度お見せしたいと思います。

Tschüs!!




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